金融関係(その他)

2009年5月からの変化

当ブログの更新が滞っていた2009年5月から1年6カ月の間に、私の投資活動その他金融関係で、変化した点をまとめてみたいと思います。

  1. 投資信託の積立額変更

    積み立てる投資信託をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド一本に絞りこみ、積立額を月1万円から2万円へ増額。
  2. 積立定期の開始

    私の給与振込・公共料金支払いなどメイン取引行である三菱東京UFJ銀行において定期預金の自動積立を開始。
  3. 県民共済へ加入

    大学の生協で加盟していた共済を卒業によって退会したことに伴い、愛知県生活協同組合の県民共済へ加入。
  4. 新規ネット銀行口座の開設

    ネット銀行口座として、それまでに作成していた楽天銀行(旧:イーバンク銀行)・住信SBIネット銀行に加え、新たにスルガ銀行ダイレクトバンク支店の口座を開設。
  5. クレジットカードの見直し

    大学の生協会員証を兼ねていた銀行系クレジットカードを解約、その代わり新たに2枚のクレジットカードを作成。現在、3枚目のカードを申し込んでおり、それに代わってもう1枚を解約予定。保有カード数は4枚から6枚に。

上記のうち、幾点かについては追って詳細記事を書きたいと考えています。

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日経トレンディ 3月号

数日前に購入した雑誌ですが、2009年3月号の「日経トレンディ」(ASIN:B001Q8V888)では「クレジットカード 最強のメイン&最強のサブ」と称し、クレジットカードおよび電子マネーに関する特集が組まれています。

日経 TRENDY (トレンディ) 2009年 03月号 [雑誌]
日経BP社
日経トレンディ(編集)
発売日:2009-02-04
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 嵐ファンなら!

ここ1年で、クレジットカード会社を取り巻く環境は大きく変わりました。特に電子マネー関連では使用店舗の拡充がある傍ら、ポイント付与制度の改定が頻繁に行われています。結果として、日々その動向に目を光らせておかないと、それまで「お得」だと思われた利用法が、知らぬうちにそうではなくなっていた、ということが多々生じるようになりました。それゆえ、昨今の動向を知る上でこのような特集は歓迎すべきだと思います。

今回、私が目を通してみて印象に残ったことは、やはりマイレージ関連でANAに対するJALの優位性が高まってきた、ということでした。これはやはり、ANA関係のカードでマイル付与率の引き下げ、マイル移行手数料の引き上げなどが行われる傍ら、JALカードでは制度維持が行われ続けたこと、そして新たに電子マネーとの提携を始めたが大きいかと思います。

カードを選択する際、一見有利な制度を目にした場合でも、それに継続性があるかどうかを一度は考える必要性を、この特集から改めて感じさせられました。

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ライフカード(学生)

既に幾度か取り上げていますが、Amazonカードのサービス終了に伴い、私はメインとするクレジットカードを楽天カード、サブカードをP-ONEカード(ブルー)へと移行しました。楽天での買物の回数が多いこと、それに双方とも小額の利用で1%の還元を得られることが理由です。

そしてこの度、また新たなサブ用カードの申し込みをして、昨日それの審査通過通知が届きました。新たなカードとはライフカード(学生用)です。

クレジットカードの枚数を必要以上に増やすのは本来好ましくなく、それゆえ私も昨年10月頃に未使用カードの退会をしていましたが、それと逆行する動きにも見えます。実際、このカードに入会すべきかどうかで私はしばらく悩んだのですが、最終的に入会へ至りました。入会した理由は以下の通りです。

  1. 海外旅行保険の自動付帯(在学中のみ)
  2. 海外でのカード使用額より5%引(同上)
  3. 誕生月におけるポイント5倍付与
  4. 楽天ポイントとJCBギフトカードへポイント移行可能
  5. ポイントの有効期間が長い(最長で5年)

1.と2.は在学中に限られるもので、そのメリットを享受できる期間は余り長くありません。しかしこの春以降に海外旅行を幾度かする可能性があるため、旅行がいつになってもいいよう今のうちから準備しておこう、という考えもあり、この時期に入会する契機となりました。旅行保険自体は楽天カードにも利用付帯で付いていますが、自動付帯のメリットはやはり外せない(ゼミでの旅行計画もあるため)と思います。

旅行に備えるのならばマイレージカードに入会した方が良かったかも知れませんが、現状では航空機の利用距離・回数・会社が予想できないうえ、陸マイラーになれるほどの高額決済をカードでしていないため、とりあえずこのカードを選んだ次第です。

一方、3.と4.・5.は楽天の会員であることや、JCBギフトの利用できる店が近くにあることなどから、メリットだと思いました。誕生月にカード利用した場合の還元率は、楽天ポイントに交換した場合で2.5%(100円で0.5P付与、200Pが楽天の1000P)、JCBカードに交換した場合で3.125%(480Pで3,000円)となり、有効期限が5年であって失効の危険性も少ないため、楽天カード会員でも誕生月には楽天での買い物にこちらのカードを利用した方が良いパターンが出てくるのではないかと判断したものです。

ともあれ、3枚目のカードとあって誕生月(私の場合は5月)以外には余り利用しない(メールポイントが貰える程度)ことになるかも知れませんが、そのメリットは最大限享受できるようにしていきたいと思います。

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P-ONE

ここ2ヶ月ほど、私はそれまでメインにしていたAmazonカードのサービス終了通知を受け、新たなクレジットカードを探す作業を行っていました。

そしてネットや書籍を用いた検討の末、とりあえずAmazonに代わって通販では楽天の使用回数を増やしていたので楽天カードを、更に現金に代わって小口でもクレジットカードを利用することが多かったので、還元を比較的得やすいと思われるP-ONEカードを申し込んでいましたが、4週間前に前者の、そして今日になって後者のカードが到着しました。

P-ONEカード(ブルー)。買い物代金の1%が自動的に決算の際に差し引かれる(=キャッシュバックされる)のがメリットで、ポイントによる0.5%還元が普通と言われているクレジットカードの中では目立つ存在ですが、決済ごとの割引となっていることから100円未満の端数は切り落とされてしまうので、小額だと実質0.5%強の還元率になってしまう場合もあることには、注意が必要かと思いました。ともあれ、この2枚で日常の決済を今後は済ませようと思います。

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住信SBIネット銀行の1年定期

さて、ネット銀行ではイー・トレード証券との包括提携をしているということもあり、イートレ専用預金の金利の高さ(キャンペーンで年1.0%、それ以降も年0.55%)にも惹かれて移動証券会社の口座開設と一体化した形で口座をひらいてしまった住信SBIネット銀行ですが、今度は定期預金でもキャンペーンを始めたようです。

1年定期の利率が年1.2%。ソニー銀行のキャンペーンでも年1.085%(10万円以上100万円未満)であることを考えれば、この大盤振る舞いさが伺えるといえそうです。

一方、しばらく前まではソニー銀行とキャンペーンで張り合っていたイーバンク銀行は、この冬はキャンペーンを実施しないようです。やはりこの前のATM使用回数変更と合わせ、収益の悪化か何かの影響でしょうか、光が薄れていく感じがしないでもありません。ネット銀行のリーダー的存在が代わった印象さえも受けました。

ともあれ、キャンペーンは積極的に活用すべきだと感じましたので、とりあえず手元にあった定期預金の満期金、それに手許資金の一部をこの定期に振り替えしました。

参照リンク:じゅん@さん 「冬のボーナス特別金利キャンペーン詳細」

       staygoldさん 「ボーナスの運用1、定期預金」

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円安と株高

11月に入って以来、サブプライム問題の実体経済への影響が懸念されて日米同時に引き起こされた株安・円高ですが、日本株に関しては8月17日の安値を更新するまで連続して下落し、ようやく止まったようです。

私の保有する40のまめ株でも、かなり下落が目立った銘柄と、かろうじてプラス評価になった銘柄が混在しています。前者は4割以上購入時から下げた大京セイコー、後者はシチズン第一三共角川GHDなどといった面子ですが、同じ業種でもセイコーとシチズンなんかははっきりと明暗を分けた感じが致します(セイコーがそれ以前に上げた所も大きいのですが)。

また、株価の急落は今年に入ってからもう4・5回目にくらいになりそうなので、私は傍観することが出来ていますが、投機家の方にとっては悲喜こもごも様々な事がまたあったような気がします。

改めて投資の指針の確立と固守、それに腰を落ち着ける必要性を感じさせられました。

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10月20日とは

今からちょうど20年前、1987年10月20日は米国の株式史上最大の下げ、-22.6%を記録した日だそうです。日本も同様に、14.9%もの下落をしたと記録に残されています。

ピーター・リンチの「レストランで食べていたものを忘れた」という逸話を始め、この暴落は経済史に長く残るものとなったようですが、1929年の暴落(世界恐慌突入の象徴)などと違って、実体経済には大きな影響がなかった事でも知られています。

さてそんな日を記念してなのか、今日NYでまたしても株の急落があったようです。今年は7月以来このような急落をしばしば経験してきたのでもう慣れた感がありますが、「上昇で油断していると、すぐ直撃を食らうことはある」ということを実証した模様です。

私は世界株投信への投資を終えたばかりで、更にセゾン投信の買い付けもなされたばかりであるため今回は静観視を決め込むつもりですが、下落が続くようでしたら来月の投資は機会で悩まずに済むことになりそうです。

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マネックス社債を追加購入

7月にも購入した債券ではありますが、第4回のマネックス社債をまたしても小額購入してみました。

3ヶ月の債券なので、その受け取る利息額を考えれば別に積極的に買う理由などなさそうな債券ではありますが、マネックスにキープしてある資金の区分法の一つとして活用使用と考えました。

現在、投資予備資金の多くは銀行預金とMRFに眠っていますが、一部をMMFなどに移すべきかどうかで悩んでいます。来年には年金の前納を行う算段もあるので、あまり動化さない方がいいとも思っているのですが・・・本当に難しい所です。

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投資家と忍耐力

staygoldさんの記事でも取り上げられていましたが、fundstoryさんのブログにてご当人の7年間の投資成果と、それに関する感想が4回に分割されて記事となりました。

私も興味深く拝見させていただいたのですが、特に3回目の記事に載せられていたグラフには大きな関心を抱きました。

ご当人が投資を始められてからの数年間、特に2003年ごろには日経平均の8000円割れもあり、評価額が投資額を割り込む状況が続いていました。しかし、それから先で一気に上昇し、含み益を有する状態となったようです。

これを見ると、投資家には「アセットアロケーション」(資産配分)を決めることの他に、いかに「忍耐強く、当初決めた方針の投資を継続できるか」という能力が求められるかがわかります。

確か日経平均が8000円を割ったころは、世間もりそなの国有化などがなされ、「日本破産」とかいったタイトルの本が多く出回るなど、かなり暗いムードであったような気がしています。しかし、そんな中でも周辺の言葉に惑わされず、地道に投資を継続することが大事だということを、このグラフから感じさせられました。

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日銀 利上げ見送り

株価戻しの動きも弱まり、東証株価指数は若干の反落となった今日の相場ですが、アメリカで公定歩合が下げられる中で、日本の政策金利(無担保コール翌月物など)をどうするかの会合が、明日とあわせて2日間開かれるようです。

日銀は22、23の両日、金融政策決定会合を開く。会合では、最近の金融市場混乱の原因となった米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題が、日米の実体経済へ与える影響などを討議。「不安定な市場の動向を見極める必要がある」などとして、利上げは9月以降に見送られる公算が大きい。

時事通信より

見送りという結果は、私はやむを得ないものだろうと受け止めています。この期に世界的に影響を与えかねない行動を起こす勇気は、さすがに無いでしょう。

この結果が株価に影響をどの程度及ぼすかは、明日になってみないとわかりません。明日のことがわからないのですから、1年や5年先はもっと分からないでしょう。

われわれインデックス投資家にできることは、「それでも必ずしや市場は成長する」事を信じ、地道に投資金額を積んでいくことだと思います。

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