ZAi 2008年9月号
今月もまた、ダイヤモンド社の「ZAi」では興味深い特集が組まれていました。特集名は「金持ち投資 貧乏投資」です。
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今月もまた、ダイヤモンド社の「ZAi」では興味深い特集が組まれていました。特集名は「金持ち投資 貧乏投資」です。
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rennyさんのブログ記事を見て私も興味を抱き、今日の昼に早速生協の売店で購入して読み通したのですが、2008年7月5日特大号と銘打った今週の週刊東洋経済では、投資信託「嘘」と「本当」として投資信託に関する特集が組まれています。
このような投信に関する記事は、過去にもいろいろと組まれてきました。しかし今回の特集では、私が注目すべきと感じた記事がいろいろあったように思えます。
まず巨艦投信トップに聞く。日本を代表する人気投信のトップとして、グローバルソブリンの山内一三氏、さわかみの澤上篤人氏、ピクテグローバルインカムの岡崎義晴氏への取材記事が載せられています。日本で特に人気のある定期分配型投信の代表の方が昨今の状況をどう考えているのか、巨大化したファンドを有する澤上氏の今後の活動指針などが伺えました。
続いて投信の常識11のウソ? 長期投資は儲からない? 分散投資ではもはやリスク回避できない? ネット証券は実は手数料が高い? おらが町ファンドでは町おこしできない? など、昨今の市況変動と投信の設定販売状況を鑑みて、世の通説と実態の乖離を手痛く批判しています。特に分散投資に関する記述には、私も考えさせられず得ない面があると思いました(ただし株式市場の相関に関する検証しかしていないので、信憑性には疑問点がつきます)。
そしてETFは投資家の救世主か。橘玲氏のコメントを交え、ETFの昨今の世界的な発展状況と、日本での動きについて検証記事が書かれています。まとめに「ETFが個人投資家に浸透するのは、意外にも『ETF後進国』である日本なのかもしれない」とあるように、個人投資家主導でETFの拡充が進むのではないかという記述には、一定の好印象を感じました。
最後に手数料水準と毎月分配は是か非か。以前より投信の信託報酬は高水準だと批判してきた山崎元氏と、それに対して「本当に知りたい投資信託」(ISBN:4534042841)などといった本を通じ、反論をしてきた松尾健治氏の誌上対決が組まれています。基本的には両論併記で結論は下していませんが、インパクト面では十分なものがあると感じた記事でした。ただ討論ではないので、期待した人はその構成に不満を感じるかもしれません。
以上のほか、新興国やREITに関した記事も組まれていました。ただゆうきさんの感想によれば間違いも多いようなので、内容を鵜呑みにするのは危険かもしれません(私はまだ不勉強のためか、具体的にどこがおかしいか、発見できませんでした)。
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今日、大学の生協にて21日に販売された「ダイヤモンドZAi 8月号」を一通り通読してきました。
近頃はこの雑誌に目を通す機会も少なくなっていたんですが、今月はボーナス時期であるということと創刊100回記念号ということから、ネット銀行の預金や投信などに注力を向けた記事が多く載せられていて、注目に値する構成だと感じました。
さて、この雑誌で私が最も注目したのは「外国株」投信に関わる記事です。これらの分野では、ETFに関わる記事が出てくるのは次第に「当たり前」のようになってきた様にも感じられます。これも時代の流れでしょうか。
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既に多くの方のブログで取り上げられていますが、私も今日、書店にて週刊東洋経済の別冊である「ベスト投資信託ガイド」を購入し、一通り拝読いたしました。
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こちらも皆様のブログで既に取り上げられていることではあり、私も以前少し触れましたが、日曜日に通販で到着した北村慶さんの新書、「大人の投資入門」をこのたび読破いたしました。
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以前、水瀬さんが取材を受けたという投稿記事を拝読していたので承知はしていたのですが、流行商品の分析などを行っている日経ホーム出版社の日経トレンディ 2008.2月号で、「攻めるマネー術」と称して金融商品関係の特集が組まれています。
内容は住信SBIネット銀行のイートレ専用預金に象徴される預金に始まり、個人向け国債に円MMFに外貨MMF、それにインデックスファンドにETF、挙句には自動車保険や医療保険とほぼ金融全般にわたっており、コスト重視の検証記事が載せられています。
これが「週刊ダイヤモンド」の記事であれば、最早驚きもしませんでしたが、過去数年間、たまに目を通してきた自分としては、この雑誌で金融商品を取り上げた事例は記憶に無く、水瀬さんが取材を受けたと聞いた際にも、正直意外に感じたものです。
しかしそれゆえ、金融商品関係の知識をマネー誌以外の情報誌で提供したことには、インデックス投資やETFという選択肢を世に知らしめるという点において、一定の役割を果たしたようにも感じます。そういう意味で、大きな意義があった記事だったといえるでしょう。
関連リンク:
水瀬さん「日経トレンディ2008年02月号に梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーと水瀬が掲載されました 」
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今朝、ネット書店で発注していた竹川美奈子氏の新著である「投資信託にだまされるな!Q&A―投信の疑問・解決編」(ISBN-13: 978-4478003237)が到着、さっそく拝読いたしました。
前著の「投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方」(ISBN-13: 978-4478000243)は、初心者に分かりやすく日本における投信の現状とその問題点を指摘し、対案としてインデックスファンドを基軸にした投資をすべきであると分かりやすく説いた本として、世間で大きな反響を呼んだようですが、当著ではそれに対して読者から寄せられた様々な質問に答えていく形で、最新事情(海外ETF、セゾングローバルバランス、SBI資産設計など)を反映して「投信を上手に活用し、どのような資産形成をすればよいか」ということを、前著より一層分かりやすく説いている内容のように感じられました。
なお前著には「投信の紹介をするところで、信託報酬以外にかかる保有コストが無視されている」、「多分配型の投信に関して、その分配金を再投資した場合について、無分配型と比較するとどういう点で不利になるかの説明が無い」など、その内容には欠点といえる部分が散見されましたが、今回はいずれに対しても同じような指摘があったのか、それに対する解説がなされており、ここにも好感を抱くことが出来ました。
対案を示している投信の書籍として、前作同様におすすめできる内容だと思います。
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以前記事で書いたように、「金融商品にだまされるな!」という書籍を昨今ダイヤモンド社から刊行された吉本佳生氏ですが、昨日書店へ行ってみるともう一つ、昨今刊行された彼の金融商品に関する書籍を発見いたしました。
その書籍名は「金融機関のカモにならない! おカネの練習問題50」。出版社は「金融広告を読め」と同じ光文社。その名の通りクイズという形態をとって、金融機関などが多用している広告・資料の欠陥、間違い、問題点などを指摘する内容になっています。
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今日の午後に名古屋駅の地下、テルミナの三省堂書店へ行ってみたら目立つようにダイヤモンド社の新しい金融商品関係の本が積まれていました。
その書籍のタイトルは「金融商品にだまされるな!」(ISBN:978-4478003220)。著者は経済学者の吉本佳生氏。2005年に「金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか」(ISBN:978-4334033064、光文社新書)を刊行し、私にとっては金融商品の研究に目覚めるきっかけをつくってくれた方といえます。
タイトルや表紙の仕様からして、今年4月刊行の竹川美奈子氏の「投資信託にだまされるな!」(ISBN:978-4478000243)がヒットしたことから、それを投信以外の商品にも対象を広げて続編という形で出したものだろうと推測できましたが、同時に「金融広告を読め」の改訂をも兼ねているのだろうと思い、その場にてすぐ購入を決断いたしました。
読んでみて、概ね予想は的中。仕組預金を「金融広告を読め」などで痛烈に批判した吉本氏でしたが、今回は「週刊ダイヤモンド」の2007年6月16日号に収録された記事を一部改訂収録する形で、「金利がステップアップする形ないしボーナス金利がつく形の仕組預金」、変額年金保険、仕組債などを分析・批判しています。件の週刊ダイヤモンドの記事では、投資信託の部分に関しては「知らない人だけが損をする投資信託の罠」(ISBN:978-4478002360)に収録されましたが、仕組預金の部分は書籍化されることがありませんでしたので、この書籍の続編も兼ねているようにも一部見えました。
いずれにせよ、「円安や原油高はインフレに結びつく」という意見に対して前作より徹底して論破したり、「オプション取引を活用した金融商品」のからくりについて解説するなど、見所はいろいろあるように思えます。一度目を通すことをお勧めします。
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今日は大学の始業日で、久しぶりに講義を聞いてまいりましたが、その帰りに名古屋駅へ立ち寄り、三省堂書店で早速今日販売が開始された宝島社の「だまされない!投資信託の選び方」(ISBN-13:978-4796659314)を購入致しました。
ムックという形態をとっているだけあり、雑誌と投資本の両方のコーナーで見つけることが出来ましたが、始めてみたときには「これか!」と心底感嘆を禁じえませんでした。
さて肝心の内容ですが、まず書店で表紙を見たときは、そこに「投資バカにつける薬」などを書いた楽天証券所属で辛口評論家の山崎元さん、インデックス投信の普及を目的に活動しているバンガード社の駐日代表者加藤隆さん、マネックスで「内藤忍の資産設計塾」の執筆など投資啓蒙活動をなされている内藤忍さん、海外ETFの普及活動をなされているカン・チュンドさんの写真が掲載され、更にはいつもお世話になっている水瀬さん、NightWalkerさん、rennyさんが対談なされている姿を記したイラストが載っており、これだけで「内容に期待が持てそうだ」と言う印象を受けました。
次、手に取ったときは、「予想より薄い」と言う印象を受けました。これは、昨日「ZAi」を購入したことの反動みたいなものでしたが、電車の中で内容を見ると「まさにインデックス投資の全てが濃縮して詰まっている」とすぐ印象が変わり、前評判どおり、いやそれ以上の内容であると確信するに至りました。このムックを企画した人の心意気を実感したほどです。
書籍の構成は、以下のようなものでした。
まず山崎さんが登場し、日本における投信の問題点全般を指摘なされた後、定期分配型・バランス型・ファンドオブファンズ型などといった「典型的」な日本の個々投信の問題点を指摘していく・・・といった内容です。
週刊ダイヤモンドの「『投信』の罠」などと同様の手法ですが、厳しく切り込む姿勢は「ただの投資本」ではないという印象を強めるのにつながっていると思いました。
冒頭で投資信託の基本的な仕組みを抑えた後、加藤さんによってバンガード社の思想・活動が述べられ、続いて5段階に分けて「インデックス投信」が良い理由、それを活用する際の3つの鉄則、確定拠出型年金についての説明、そしてモーニングスターのファンド検索法を示した後、「良いインデックスファンド」が具体的な商品名を挙げて(バランスファンドも一部混ざるが)述べられていました。
更に日本債券分野の代替としての個人向け国債の活用法、そしてセゾン投信の中野さんによる同社のバランスファンドに関するコメント、さわかみファンドの分析が付随しています。
カン・チュンドさんが冒頭で「2007年はETF元年」として、日本における海外ETFの概観・昨今の状況を述べられており、続いてETFの仕組み、楽天証券による海外ETF動向、そして具体的な(日本を含む)ETFの紹介がなされています。
この書籍の出る直前に発表された情報によれば、海外ETFの種類はまたしても拡充されるようですから、楽天やイートレードに対する期待感がますます高まるのでは、と思いました。
マネックスの内藤さんとセゾンの中野さんによるセミナー(7月、千代田区)の様子を記した後、内藤さんにより「資産設計を行う上で大事なこと」が4段階に分けて述べられ、そしてお待ちかねの水瀬さん・NightWalkerさん・rennyさんによる対談、投資に関する良本の紹介で締められています。
「ZAi」を読んだあとだったので、水瀬さんのイラストには「大分予想と違う(もちろん、ZAiの方が違うんでしょうけれど・・・)」という印象を受けましたが、三人ともにそれぞれ素晴らしい事を述べられていたと思いました。
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