ZAi 2008年9月号
今月もまた、ダイヤモンド社の「ZAi」では興味深い特集が組まれていました。特集名は「金持ち投資 貧乏投資」です。
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今月もまた、ダイヤモンド社の「ZAi」では興味深い特集が組まれていました。特集名は「金持ち投資 貧乏投資」です。
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rennyさんのブログ記事を見て私も興味を抱き、今日の昼に早速生協の売店で購入して読み通したのですが、2008年7月5日特大号と銘打った今週の週刊東洋経済では、投資信託「嘘」と「本当」として投資信託に関する特集が組まれています。
このような投信に関する記事は、過去にもいろいろと組まれてきました。しかし今回の特集では、私が注目すべきと感じた記事がいろいろあったように思えます。
まず巨艦投信トップに聞く。日本を代表する人気投信のトップとして、グローバルソブリンの山内一三氏、さわかみの澤上篤人氏、ピクテグローバルインカムの岡崎義晴氏への取材記事が載せられています。日本で特に人気のある定期分配型投信の代表の方が昨今の状況をどう考えているのか、巨大化したファンドを有する澤上氏の今後の活動指針などが伺えました。
続いて投信の常識11のウソ? 長期投資は儲からない? 分散投資ではもはやリスク回避できない? ネット証券は実は手数料が高い? おらが町ファンドでは町おこしできない? など、昨今の市況変動と投信の設定販売状況を鑑みて、世の通説と実態の乖離を手痛く批判しています。特に分散投資に関する記述には、私も考えさせられず得ない面があると思いました(ただし株式市場の相関に関する検証しかしていないので、信憑性には疑問点がつきます)。
そしてETFは投資家の救世主か。橘玲氏のコメントを交え、ETFの昨今の世界的な発展状況と、日本での動きについて検証記事が書かれています。まとめに「ETFが個人投資家に浸透するのは、意外にも『ETF後進国』である日本なのかもしれない」とあるように、個人投資家主導でETFの拡充が進むのではないかという記述には、一定の好印象を感じました。
最後に手数料水準と毎月分配は是か非か。以前より投信の信託報酬は高水準だと批判してきた山崎元氏と、それに対して「本当に知りたい投資信託」(ISBN:4534042841)などといった本を通じ、反論をしてきた松尾健治氏の誌上対決が組まれています。基本的には両論併記で結論は下していませんが、インパクト面では十分なものがあると感じた記事でした。ただ討論ではないので、期待した人はその構成に不満を感じるかもしれません。
以上のほか、新興国やREITに関した記事も組まれていました。ただゆうきさんの感想によれば間違いも多いようなので、内容を鵜呑みにするのは危険かもしれません(私はまだ不勉強のためか、具体的にどこがおかしいか、発見できませんでした)。
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今日、大学の生協にて21日に販売された「ダイヤモンドZAi 8月号」を一通り通読してきました。
近頃はこの雑誌に目を通す機会も少なくなっていたんですが、今月はボーナス時期であるということと創刊100回記念号ということから、ネット銀行の預金や投信などに注力を向けた記事が多く載せられていて、注目に値する構成だと感じました。
さて、この雑誌で私が最も注目したのは「外国株」投信に関わる記事です。これらの分野では、ETFに関わる記事が出てくるのは次第に「当たり前」のようになってきた様にも感じられます。これも時代の流れでしょうか。
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既に多くの方のブログで取り上げられていますが、私も今日、書店にて週刊東洋経済の別冊である「ベスト投資信託ガイド」を購入し、一通り拝読いたしました。
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こちらも皆様のブログで既に取り上げられていることではあり、私も以前少し触れましたが、日曜日に通販で到着した北村慶さんの新書、「大人の投資入門」をこのたび読破いたしました。
具体的な実践法をも記した、私的年金形成のための手引き
非常に理に適った意見
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以前、水瀬さんが取材を受けたという投稿記事を拝読していたので承知はしていたのですが、流行商品の分析などを行っている日経ホーム出版社の日経トレンディ 2008.2月号で、「攻めるマネー術」と称して金融商品関係の特集が組まれています。
内容は住信SBIネット銀行のイートレ専用預金に象徴される預金に始まり、個人向け国債に円MMFに外貨MMF、それにインデックスファンドにETF、挙句には自動車保険や医療保険とほぼ金融全般にわたっており、コスト重視の検証記事が載せられています。
これが「週刊ダイヤモンド」の記事であれば、最早驚きもしませんでしたが、過去数年間、たまに目を通してきた自分としては、この雑誌で金融商品を取り上げた事例は記憶に無く、水瀬さんが取材を受けたと聞いた際にも、正直意外に感じたものです。
しかしそれゆえ、金融商品関係の知識をマネー誌以外の情報誌で提供したことには、インデックス投資やETFという選択肢を世に知らしめるという点において、一定の役割を果たしたようにも感じます。そういう意味で、大きな意義があった記事だったといえるでしょう。
関連リンク:
水瀬さん「日経トレンディ2008年02月号に梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーと水瀬が掲載されました 」
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今朝、ネット書店で発注していた竹川美奈子氏の新著である「投資信託にだまされるな!Q&A―投信の疑問・解決編」(ISBN-13: 978-4478003237)が到着、さっそく拝読いたしました。
前著の「投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方」(ISBN-13: 978-4478000243)は、初心者に分かりやすく日本における投信の現状とその問題点を指摘し、対案としてインデックスファンドを基軸にした投資をすべきであると分かりやすく説いた本として、世間で大きな反響を呼んだようですが、当著ではそれに対して読者から寄せられた様々な質問に答えていく形で、最新事情(海外ETF、セゾングローバルバランス、SBI資産設計など)を反映して「投信を上手に活用し、どのような資産形成をすればよいか」ということを、前著より一層分かりやすく説いている内容のように感じられました。
なお前著には「投信の紹介をするところで、信託報酬以外にかかる保有コストが無視されている」、「多分配型の投信に関して、その分配金を再投資した場合について、無分配型と比較するとどういう点で不利になるかの説明が無い」など、その内容には欠点といえる部分が散見されましたが、今回はいずれに対しても同じような指摘があったのか、それに対する解説がなされており、ここにも好感を抱くことが出来ました。
対案を示している投信の書籍として、前作同様におすすめできる内容だと思います。
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以前記事で書いたように、「金融商品にだまされるな!」という書籍を昨今ダイヤモンド社から刊行された吉本佳生氏ですが、昨日書店へ行ってみるともう一つ、昨今刊行された彼の金融商品に関する書籍を発見いたしました。
その書籍名は「金融機関のカモにならない! おカネの練習問題50」。出版社は「金融広告を読め」と同じ光文社。その名の通りクイズという形態をとって、金融機関などが多用している広告・資料の欠陥、間違い、問題点などを指摘する内容になっています。
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今日の午後に名古屋駅の地下、テルミナの三省堂書店へ行ってみたら目立つようにダイヤモンド社の新しい金融商品関係の本が積まれていました。
その書籍のタイトルは「金融商品にだまされるな!」(ISBN:978-4478003220)。著者は経済学者の吉本佳生氏。2005年に「金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか」(ISBN:978-4334033064、光文社新書)を刊行し、私にとっては金融商品の研究に目覚めるきっかけをつくってくれた方といえます。
タイトルや表紙の仕様からして、今年4月刊行の竹川美奈子氏の「投資信託にだまされるな!」(ISBN:978-4478000243)がヒットしたことから、それを投信以外の商品にも対象を広げて続編という形で出したものだろうと推測できましたが、同時に「金融広告を読め」の改訂をも兼ねているのだろうと思い、その場にてすぐ購入を決断いたしました。
読んでみて、概ね予想は的中。仕組預金を「金融広告を読め」などで痛烈に批判した吉本氏でしたが、今回は「週刊ダイヤモンド」の2007年6月16日号に収録された記事を一部改訂収録する形で、「金利がステップアップする形ないしボーナス金利がつく形の仕組預金」、変額年金保険、仕組債などを分析・批判しています。件の週刊ダイヤモンドの記事では、投資信託の部分に関しては「知らない人だけが損をする投資信託の罠」(ISBN:978-4478002360)に収録されましたが、仕組預金の部分は書籍化されることがありませんでしたので、この書籍の続編も兼ねているようにも一部見えました。
いずれにせよ、「円安や原油高はインフレに結びつく」という意見に対して前作より徹底して論破したり、「オプション取引を活用した金融商品」のからくりについて解説するなど、見所はいろいろあるように思えます。一度目を通すことをお勧めします。
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今日は大学の始業日で、久しぶりに講義を聞いてまいりましたが、その帰りに名古屋駅へ立ち寄り、三省堂書店で早速今日販売が開始された宝島社の「だまされない!投資信託の選び方」(ISBN-13:978-4796659314)を購入致しました。
ムックという形態をとっているだけあり、雑誌と投資本の両方のコーナーで見つけることが出来ましたが、始めてみたときには「これか!」と心底感嘆を禁じえませんでした。
さて肝心の内容ですが、まず書店で表紙を見たときは、そこに「投資バカにつける薬」などを書いた楽天証券所属で辛口評論家の山崎元さん、インデックス投信の普及を目的に活動しているバンガード社の駐日代表者加藤隆さん、マネックスで「内藤忍の資産設計塾」の執筆など投資啓蒙活動をなされている内藤忍さん、海外ETFの普及活動をなされているカン・チュンドさんの写真が掲載され、更にはいつもお世話になっている水瀬さん、NightWalkerさん、rennyさんが対談なされている姿を記したイラストが載っており、これだけで「内容に期待が持てそうだ」と言う印象を受けました。
次、手に取ったときは、「予想より薄い」と言う印象を受けました。これは、昨日「ZAi」を購入したことの反動みたいなものでしたが、電車の中で内容を見ると「まさにインデックス投資の全てが濃縮して詰まっている」とすぐ印象が変わり、前評判どおり、いやそれ以上の内容であると確信するに至りました。このムックを企画した人の心意気を実感したほどです。
書籍の構成は、以下のようなものでした。
まず山崎さんが登場し、日本における投信の問題点全般を指摘なされた後、定期分配型・バランス型・ファンドオブファンズ型などといった「典型的」な日本の個々投信の問題点を指摘していく・・・といった内容です。
週刊ダイヤモンドの「『投信』の罠」などと同様の手法ですが、厳しく切り込む姿勢は「ただの投資本」ではないという印象を強めるのにつながっていると思いました。
冒頭で投資信託の基本的な仕組みを抑えた後、加藤さんによってバンガード社の思想・活動が述べられ、続いて5段階に分けて「インデックス投信」が良い理由、それを活用する際の3つの鉄則、確定拠出型年金についての説明、そしてモーニングスターのファンド検索法を示した後、「良いインデックスファンド」が具体的な商品名を挙げて(バランスファンドも一部混ざるが)述べられていました。
更に日本債券分野の代替としての個人向け国債の活用法、そしてセゾン投信の中野さんによる同社のバランスファンドに関するコメント、さわかみファンドの分析が付随しています。
カン・チュンドさんが冒頭で「2007年はETF元年」として、日本における海外ETFの概観・昨今の状況を述べられており、続いてETFの仕組み、楽天証券による海外ETF動向、そして具体的な(日本を含む)ETFの紹介がなされています。
この書籍の出る直前に発表された情報によれば、海外ETFの種類はまたしても拡充されるようですから、楽天やイートレードに対する期待感がますます高まるのでは、と思いました。
マネックスの内藤さんとセゾンの中野さんによるセミナー(7月、千代田区)の様子を記した後、内藤さんにより「資産設計を行う上で大事なこと」が4段階に分けて述べられ、そしてお待ちかねの水瀬さん・NightWalkerさん・rennyさんによる対談、投資に関する良本の紹介で締められています。
「ZAi」を読んだあとだったので、水瀬さんのイラストには「大分予想と違う(もちろん、ZAiの方が違うんでしょうけれど・・・)」という印象を受けましたが、三人ともにそれぞれ素晴らしい事を述べられていたと思いました。
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さて、数ヶ月ごとに面白そうな記事が載る度購入しているマネー誌の「ZAi」ですが、今月も購入してみました。
今月はサブプライム問題を大きく反映した内容になっていて、「20万円で買える有望株」などといった「不安を打ち消そう」という感じの記事が多かった気が致しますが、興味を惹かれる記事がいくらかありました。
一つ目は水瀬さんのブログ(2007年8月)でもあったように、海外ETFを大きく取り上げた記事(48~57ページ)です。水瀬さんが6月号の時と同じく、ファンシーな姿で登場なされていましたが、記事を見て改めて「日本における海外ETF」が昨今急激に発展したことを実感いたしました。発展の勢いが凄まじく、その全体像が完全には飲み込めていなかった私ですが、ようやく理解できた思いが致します。資金面で私にはまだ縁が遠い存在ですが・・・
二つ目は外国債券を取り上げた記事(38~45ページ)です。この商品も昨今、楽天証券やEトレード証券などで新興国通貨のそれが取り扱われるようになったにもかかわらず、マネー雑誌とかでは詳しく取り上げられて来なかった覚えがありますので、興味深く読むことが出来ました。
この雑誌、月ごとの「当たり」「外れ」が結構大きい気が致しますが、良い記事が載ることもこの様にありますので、今後も目を向けていたいと思います。
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週刊ダイヤモンドによって「投信の罠」「金融商品の罠」の記事がかかれ、それに「投資信託にだまされるな!」などといった書籍が刊行されるなど、昨今のダイヤモンド社からは「一般には知られていなかった投信を始めとする金融商品の問題点」を指摘しようとする動きが感じられますが、またしても投信関係の裏事情を説く書籍が出たようです。「知らない人だけが損をする投資信託の罠」と「現場のプロが告白 私なら買わない投資信託」です。
前者の「知らない~」のほうは、既述した週刊ダイヤモンドの「投信の罠」「金融商品の罠」の記事を単行本化したものです。私はこれらの記事を、「よくぞここまで」と感嘆するほど素晴らしいものだと判断していましたが、同じ事を思っていた人は多かったようで、長く「ダイヤモンド」の売れた回として同誌の巻末で紹介されており、今回晴れて本として刊行されるに至った次第といえそうです。書店でちょっと拝見した分では、誤りの一部が修正されずに残っている所もあるように見えましたが、雑誌を買い逃した人には購入の価値はあると思います。
後者の「現場のプロ~」の方は、長く投信販売の現場に立ち会ってきた人が、その商品性の問題点を歴史的視点などをからめて指摘しています。作者の方が自ら冒頭で述べておられる通り、具体的に「どういう商品を買ってはいけないのか」ないし「買っていいのか」を判断するための参考書としては適していないと思いますが、投資信託を安易に買おうとしている人への忠告書としては、それなりに役立つ面があるのではないかな、と書店で少し目を通した限りでは感じました。
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いち早くNightWalkerさんのブログで取り上げられましたが、私のところにも昨日、Amazonで予約をしておいた「マネーと常識 投資信託で勝ち残る道」が到着いたしました。
コスト安のインデックス投信を直売するバンガード社の創業者が書いただけあり、内容についてはある程度想像はついていたのですが、信託報酬や税金などのコストを重視することがいかに大事か、それにアクティブファンドなどがどれだけインデックスファンドに負けているのかということを、実際のデータ(数値)を活用して何回も説かれているため、良く理解できました。
また、アメリカの様々な投資家のインデックス投資を推奨する言葉を集めたりした所、株式のみならず債券でもインデックスが適しているとする主張など、興味深く読めた所もいくつかありました。
ただ、恐らく「ETF」という商品そのものではなく、それを用いる投資家の方に問題があるという主張なんでしょうが、「ETFを批判している」ように見える箇所もあるので、若干読む際には注意が必要かもしれません。この本だけではなく、他の数種類のインデックス投資推奨本も読めば、インデックス投資の合理性がより良くつかめると思います。
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さて、名著の購読とブログの閲覧や投信関係の名著4点といった過去のエントリで既に触れていますが、私は現在の投資を行うようになるまでには、様々な書籍を参考にさせていただき、自己なりの研究を行ってきました。
それに関係することですが、2005年以来私が本当に「役立つ本」を読んだ場合、常に心がけて行っていることがあります。Amazonでレビューを書いておくことです。
投資に関する名著を参考にさせていただいたのなら、著者や出版社にそれに対する感謝の意を述べたいと思いますし、更に「出来るだけ、多くの人にこの内容を知ってもらおう」と、自分に出来る最大限のアピールはしようと考えました。それは、ブログを開設してからは記事の中で紹介することでありますが、その前であればこれを用いることとなりました。
さてそのAmazonのレビューですが、rennyさんのブログでも記されている通り、公平性の面では欠陥もあると思います。
現在では少し改善されましたが、かつては完全な匿名でもレビューを書くことが出来たので、意図的に悪口を記す事例もあったような気がしています。特に私が興味を持っている思想・外交関係の書籍では、感情的なレビューを多く見かけますが、その弊害が出ているのだと正直実感させられています。
しかし、まじめに読んで書評を書かれていると(個人的にですが)感じさせられるものも、多くあると思っています。実際に私はこれを参考にして、数冊の名著に出会うことが出来ました。レビューは常に正しいとは絶対に思いませんが、よい参考意見になるところは注目してもいいのではないか(その判断は当然、個人に任せられるわけですが)、と感じる今日この頃です。
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確か日本経済が低迷していた2000~2002年ごろにも、同じような本が書店の売り場を占めていたような覚えがありますが、昨今になってまた「(日本の)国債は買うな」という書籍がでているようです。武田邦彦氏の「国債は買ってはいけない!」(ISBN:978-4492732304)や、水沢渓氏の「やっぱりあぶない、個人向け国債」(ISBN:978-4883203918) などです。
私は詳しく内容を見ていないので、その内容を評価することは出来ないのですが、前者の本を書いた方は環境問題を取り上げた著者として知られている方ですが、今回の書籍に関してはAmazonで一部の方から「初歩的な間違いが多い」などと酷評がついているようです。
また後者の方は以前、「やっぱりあぶない、投資信託」(ISBN:978-4883203680)という投信批判本を出していましたが、その内容は私見では偏見と無知の塊で、やはりAmazonにおいて酷評が付けられていました。
日本の国債は確かに先進国としては低い格付けがついており、さらにその負債総額も結構問題ある水準になっているのも確かです。しかし私見では、「こういった本の内容を安易に信じ込む事の方がいっそう危険」ではないか、と感じるところがあります。
私がオススメする著作の一つである「金融広告を読め」(ISBN:978-4334033064)において著者の吉本佳生氏は、『日本政府の財政破綻の危険性について警告する人の中には、それで不安を煽って、じつはみなさんの資産を騙し取ろうとしている人もいるようです』と記されていましたが、ここまでひどくは無いにせよ、「読者の『不安を煽る』ためだけに著者が本を書いている所はないだろうか」と、こういった本を読むときには考えている必要があると思わされました。
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今日、雑誌売り場へ行ってみてマネー誌のところを見ていたら、10日に出た「マネープラス8月号」に目がとまりました。
各種マネー誌の中で、販売日がほかの雑誌とずれていることで注目はしていたこの雑誌ですが、今月は「投資信託界の“2人の王子”」と称し、マネックスユニバーシティ代表の内藤忍氏と、セゾン投信代表の中野晴啓氏による対談記事が載っていたので、衝動買いした次第です。
この二人が関わっておられる「マネックス資産設計ファンド」や「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」については、私も何度か記事で取り上げましたが、「投資信託界の革命児」になりうる素質がある、と考えています。そのため、両者のホルダーとなっている以上、注目しておく必要はあるのではないかと感じました。
対談のほか、投資信託を選ぶ際にどのようなことに気をつけなければならないか、ということも載っていました。お二人とも「国際分散投資」が大事で、それを面倒なくするには「バランスファンド」は便利である、というコメントを残されていますが、これは自分のところで取り扱っているファンドを持ち上げたいという気持ちが含まれているのだろうと感じながらも、私にとっても概ね賛同できる内容でした。
ほかには郵便局で投信を購入した記事(私のときは、到底この記事とは比較にならないほど、口座開設に手間取りましたが)、投信スーパーセンターを取り上げた記事など、注目するべきところは結構あったように思います。
昨今はマネー誌も、広告が減った分だけそれに迎合しない特集が増えてきた感がありますが、前述した投資信託界の新星の動きを絶やすことがないよう、これら媒体にもがんばってほしいと感じるところであります。
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さて昨日、Amazonで24日に注文していた内藤忍さんの新著作、「内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法」が届きました。今日の行き帰りの電車の中で、その内容をざっと確認した次第です。
一口に外貨―すなわち外国への投資といっても、「中国・アメリカなどの株式・ETFを購入する」、「世界の株式・債券に投資する投資信託を購入する」、「FXでトレードをする」、「海外に口座を開く」などといった多くの展開がありますが、この本はBRICsの情勢から為替の変動要因、それに各商品の開設など、それらを全て総括して紹介し、分析を行っています。
私のように日本へのみの投資に飽き足らず、世界へ幅広く投資をしてみようと考える(あるいは、既にしている)人にとっては、一度目を通しておいて損はしない内容だと思われます。
基礎的な情報から、ややマニアックなそれ(為替変動の歴史など)までと幅広く書かれていることから、広い人にお勧めしたい著作です。
ただ、気になる点ももちろんあります。以前紹介した「内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法」などにも共通することなのですが、著者の内藤さんはマネックス・ユニバーシティの代表取締役という事もあって、どうしてもマネックス証券の商品に傾いてしまう(贔屓目で見てしまう)所があると思います。
今回の本であれば、73~75ページの「外国株式のインデックス投信」を紹介するところで、信託報酬1.3%の「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」(マネックス証券とトヨタFS証券で取り扱い)を、他の外国株式インデックスファンドに比べて純資産額が多いことを理由に、償還リスクが低いとして紹介したりしています。
しかし他のインデックスファンドにしても、確かにまだ件のファンドと比べれば少ないにせよ、昨今では純資産総額は右肩上がりになっているものが多い(資産流出による運用継続困難で、償還に至る可能性は低い)ですから、この見解には首を傾げざる得ませんでした。他のファンドに比べてコストが高い事実を、このようにして誤魔化したのではないかとさえ、感くぐってしまったりしたのです。
この本に限らず、投資関係の本を読む際には、「著者がどのような立場にいるか」・「著者にとっての利益になることを勧めていないか」という点を、常に考慮しておく必要があると、つくづく感じさせられました。
関連リンク
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今日、大学生協の書店で「ZAi」の8月号に目が留まりました。そしてぱらぱらと読んだだけで、すぐレジへ持って行きました。
「ZAi」は6月号で「ETF」の特集を組んだこともあり、当面私のような「ローコスト投信を用いた長期投資家」向けの記事は書いてこないだろうと思っていたのですが、2ヶ月でまたこんな記事を出してくるとは・・・。素直に「凄い」と賞賛したいです。
さて、今月の特集は「資産ゼロから10年後の金持ちを目指そう!」です。私にとっては、大いに励まされるテーマであり、内容だと思いました。トップに前回取り上げたさわかみ投信の創始者、澤上篤人氏のコメントを載せたところから始まって、以前記事で取り上げた名著「みんなの投資」・「投資信託にだまされるな!」を参考にしたという「積み立てに最適な投資信託リスト、活用法」(私が活用しているファンドは全てありました)の紹介、政治家のポートフォリオを毒舌の山崎元氏が分析したところなど、読んでいて爽快感を覚えました。
他に内藤忍氏による「ポートフォリオ」の必要性を記した記事、別冊の「海外投資カタログ」なども、私のような投信活用家にとってはためになるものであったと思います。
私のような「インデックス投資家」が、これによって少しでも広まればいいな、と感じました。それほど期待の持てる内容でした。
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興味を抱くまで - 名著の購読とブログの閲覧 -でも少し触れましたが、私が現在の「インデックスファンドを機軸とした資産形成」法を実行するに至るまでには、様々な著作とブログを閲覧致させていただき、研究を続けたことがありました。
今回は、私が読んだ中でも「投資信託」に関することで、名著といえる作品についてまず4点紹介したいと思います。
投資信託ばかりではなく、円預金・外貨預金・年金保険・公社債など様々な金融商品に対し、よく見られる「広告」を題材にして、その良悪を研究判断するといった内容の書籍です。
著者は私が通う大学の近くにある南山大学の准教授という事もあって、金融商品に絡むやや難解なテーマを出来るだけわかりやすく解説しようという努力が見られ、上の記事で述べたように、私の投資に対する目が変わる第一歩となりました。
マネックスの人気セミナー講師、内藤忍さんによる「投資の実践法」を記した本です。投資をする前にまず決めるべきことから、10万という少額でどのように「分散投資」を行っていけばよいかの具体的方法に至るまで、まさに「実践」のために役立つことが多く記されていた気がしました。
世間にあふれている投資信託のうち、インデックス投資において実用に耐える商品を厳選して、その活用法を記した本です。
刊行されたのが2006年4月ということもあって、昨今の急激な情勢変化(投信スーパーセンター、セゾン投信 etc.)には対応できていないところがありますが、具体的に何が「良い」かを記しているという点で、評価できるのではないでしょうか。
2007年4月と、これは結構最近に出た書籍です。前半は上に述べた「金融広告を読め」と同じ手法で、銀行や証券会社が積極的に販売している典型的な投信を徹底的に批判し、後半ではインデックスファンドを中心に、「みんなの投資」と同様に具体的な商品名を挙げてその活用法を記しています。ネットが使えない人のために、多くの代案を挙げたことが画期的と言えましょうか。
「金融広告を読め」などと比べると、やや説明・研究不足(分配金を再投資した場合の説明、信託報酬以外の保有コストを含めた研究 etc.)と感じる所もありますが、さすがFPだけあって「内容の分かりやすさ」ではトップクラスの出来ではないかと感じています。
著者の竹川さんは、2007年6月号の「Zai」や2007年7月2日号「プレジデント」など、昨今では雑誌にも多く登場なされています。日本ではまだ少ないインデックス投資を薦める方として、私は大いに注目して行きたいと思います。
最後に、相互リンクさせていただいている方の同じような趣旨の項目について、ご紹介して締めくくりたいと思います。
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昨日、rennyさんのブログ記事を拝見させていただいたことで知るに至ったのですが、今日11日に販売された週刊ダイヤモンドは「特集号」と称し、一冊の大半を「投信・預金・保険 金融商品の罠」として、世間で販売されている金融商品の批評に費やしています。
同社は昨年12月2日号で「投信の罠」と称し、投資信託全般(一部は変額年金保険)にわたる検証記事を載せていましたが、今回はそれを「仕組み預金」など他の商品分野にも拡大させた模様です。
私はこのことを知ったとき、即「買うしかないな」と感じました。そして今日、大学の生協の書店で1割引にて手に入れることが出来ました。ざっと見た感じ、以下のようになっています。
金融機関が商品を販売してくるときのセールストークへの疑問提示、営業マンの心境提示、金融商品取引法に関することなど、まず「商品売付」の観点から見て特に注意すべき点について述べています。金融機関への幻想が、これを読むことによって消えると思います。
行動ファイナンス理論を用いた毎月分配型投信が売れる理由の検証、「投資バカにつける薬」などを書いた山崎元氏による投資信託への現状問題提示、「金融広告を読め」を書いた南山大学吉本佳生教授による「仕組み預金・債券」に用いられているオプション取引の検証、各分野の投資信託のコスト比較、診療報酬請求権を用いた金融商品「MRI」への問題指摘、などといった内容になっています。基礎知識をつけるためには、確かに重要な部分であると思いました。
前回の「投信の罠」の記事で詳しく取り上げられなかった、「外国投信」・「リスク限定投信」・「リスク軽減投信」・「ライフサイクル型投信」の問題点検証を行っています。リスク低減型について細かい検証を行うなど、評価できる記事だと感じました。
新生銀行が2004年に売り出しを始めたことから広まった「期限延長特約付き預金」、償還時の為替がレートによって変わる「二重通貨預金」、昨今普及した複雑な仕組みが取り入られている債券などに対し、その問題点を指摘しています。投信以外に預金にも注意すべき商品は結構多いということを知るために、注目すべき記事だと感じています。
変額年金保険のみならず、今回は「一時払い養老保険・終身保険・個人年金保険」に関するコスト分析も載せられています。これらへの分析は過去にはあまりなされていなかったと思うので、注目に値する記事だと思います。
自己でコストの安い分散運用を行うため、ETFなどコストが安い商品の提示、それに各分野における投資商品を変えることによるコスト検証を行っています。ただ、ラインナップとかには若干の間違いが散見される(「(MSCIセレクト)コクサイP」がなぜか海外債券型になっているなど)ので、注意は必要です。最後にSBI生保やセゾン投信など、昨今の新しい希望の持てる動きについて取り上げているのも、注目に値するでしょう。
多分、昨年の「投信の罠」の記事の評判がよかったといわれているので、それを更に拡張させたのではないかと察しましたが、さまざまな観点からの細かい分析など、見所は多いものであったと感じます。素直にダイヤモンド社を賞賛したいと思います。
ところで「投信の罠」の記事を読んだときも同じことを思ったのですが、同社が販売しているマネー誌の「ダイヤモンド・マネー」の最新号である2007年夏版(6月1日販売)では、ここでコテンパンにされている変額年金保険、投資信託などを推奨している記事が載っています。もちろん雑誌の広告収入のこととか、記事の方針とか、いろいろ事情があるんだということは推測できますが、余りにも同じ会社なのに格差があるんではないか、と感じさせられました。