旅行・地域

名阪間ツアーバス

以前もお伝えしたとおり、5日に往路はツアーバス、復路は近鉄特急を用いて大阪・西宮へ出かけてきました。

今回、昨年11月に阪急線西宮北口駅近くへ新装オープンしたばかりの阪急西宮ガーデンズを見物したほか、初詣と十日戎の催事に挟まれた時期のえべっさん(西宮神社)、それに大阪南部にある住吉大社へ参拝して来ました。平日にもかかわらず西宮や住吉には多くの参拝者がいて、出店が並んでいたことが印象に残っています。

さて往路に用いたツアーバス(ウィラートラベル社の主催旅行)ですが、今回の所要時間は名古屋駅太閤通口から大阪駅桜橋口まで2時間40分程度、値段は1900円でした。私は名古屋と大阪の間を幾度か行き来して、その過程でいろいろな交通機関を試してきましたが、その中でもコストパフォーマンス的に割安といえるのではなかったかと感じています。

名古屋・大阪(梅田)間移動に要する費用を交通機関別に所要時間と共に列記すると、

  • 新幹線「のぞみ」 普通車指定席 6380円(±200円) 学割5720円(±200円) e特急券5430円 所要1時間程度(新大阪・大阪間含) 
  • 新幹線「ひかり」「こだま」 普通車指定席 6180円(±200円) 学割5520円(±200円) 所要1時間から1時間20分程度(同上)
  • 新幹線「ひかり」「こだま」 普通車自由席 5670円 学割5110円 早特きっぷ4250円 所要同上
  • 新幹線「こだま」(ぷらっとこだま) 普通車指定席 4320円(+800円、繁忙期。大阪・新大阪間普通運賃含) 所要1時間15~20分程度(同上)
  • 近鉄特急 レギュラー 4370円(大阪・鶴橋間JR使用) 名阪まる得3370円(±100円、金券屋次第) 所要2時間20~40分程度(大阪・鶴橋間含)
  • JR在来線乗継 3260円 学割2600円 青春18きっぷ2300円 所要2時間35分~3時間程度
  • 高速バス(JR/近鉄) 2900円 学割2320円 往復割引2300円(片道辺) 所要2時間50分~3時間20分程度(渋滞遅延ないし早着あり)
  • ツアーバス(ウィラートラベル) 1900円(+500~800円、土休日・繁忙期割増) 所要2時間40分程度(渋滞遅延ないし早着あり)
  • 近鉄快速急行・急行(伊勢中川乗継) 2470円 学割2010円 株主優待券1670円(+100~-300円程度、金券屋次第) 所要3時間30~4時間程度

となります。今回利用したツアーバスは費用が2000円を切っているのに、3時間足らずで大阪まで到達できたため、「割安」と言う印象を抱くことが出来ました。また、JR/近鉄の高速バスが名神高速ないし東名阪・新名神のルートを取るのに対して、今回のツアーバスは東名阪・名阪国道・西名阪のルートを辿っての運行となり、その点でも興味深く思えました。

ただ1日3便しか設定が無い(京都経由の上級便を含めて4往復)ため、予定を組みにくい面はあるかな、とも感じました。また2月には制度改正があり、料金の改訂が早割制度の導入と共に行われる模様なので、その点でも今後は注意が必要だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東名間ツアーバス

22から24日にかけ、往復夜行で東京・神奈川へ出かけてきました。目的は主に観光です。

さて、私が住む愛知から東京へ出る場合、普段の私は青春18きっぷを用いて「ムーンライトながら」に乗っていますが、今回はもの試しということもあって、夜行バスを使いました。それも過去に幾度か乗ったことがあるJRバスではなく、旅行会社が募集型企画旅行として催行しているもの、俗に言うツアーバスです。

大学の生協にもこの手のパンフはよく置いてあり、認知はしていたのですが、このツアーバスの評価についてはネット上の様々なサイトを見ても賛否両論となっていて、その実態がどのようなものであるかは乗ってみなければ分からないと思い、この機に往復で種類を変えて乗車することにしました。往路は4列トイレなしの格安便、復路は3列トイレつきの上級便です。

行きは名古屋駅太閤通口集合でしたが、休み前、それもTDRへ向かう便であったことから、指定集合場所にいた人の多くは女性でした。設備の方は流石は格安便といった感じで、数年前の穂高登山の時に乗った上高地直行夜行バス(同じく4列だった)よりも、更に座席幅や間隔が狭い印象を受けました。それでも、全く寝られないと言うほどではなかったと思います(個人差があると思いますが)。3,200円の便としては普通ではないかと感じた次第でした。

一方、帰りは東京駅八重洲口集合。さすがに名古屋駅よりも集まる会社の数は多く、係員も多いので、若干分かり難い印象を受けました。さて、私が乗ったバスは他の会社便がだいたい5,500円で販売されているところ、何故か4,800円でした。そのせいか、座席などが草臥れたバスとなっていたように思えます。ただ巷で言われているような激しい振動や設備故障などはなく、以前に岡山・名古屋間で乗った3列の夜行路線バス同様、名古屋まで熟睡して移動できました。

今回の2乗車を総括すると、夜行バスとて値段相応なのは変わらないということ、路線バスより安い分、設備や至便性では劣る面があるということがあることを実感しました。とはいえ、現段階で私はこれらツアーバスにはその格差を補う分だけのメリットがあると考えています。

なお、年明けの1月5日には大阪へ向かう予定がありますが、今度はそれに際し、昼行のツアーバス利用を考えています。名古屋と京阪神間の移動には近鉄やJRバスをよく使っていますが、それらと比較した場合にメリットがあるかどうかを見たいと感じています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

北海道より帰着

悪天候による順延など、必ずしも順調とはいえなかった今回の旅行ですが、けさ千歳から航空機で中部へ飛び立ち、途中で大学に立ち寄って、先ほど帰着いたしました。

この1週間でいろいろな所を巡りましたが、やはり最終活動日であった31日の稚内駅、それに宗谷岬のことは忘れられません。前者はJRの完乗を最果ての駅で果たしたという意味で、後者は日本の最果てまで来たということで、着いたときから感慨深いものがありました。北海道の天候は曇か雨が続いていたのですが、この日は晴れていたので宗谷海峡が良く眺められ、まさにすごい所まで来たものだ、と思った次第です。

ともあれ、2001年から続けてきた趣味の一つに、7年でひと区切りがつきました。そういった意味で、今後も思い出すことが多い旅行となりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

札幌にて

夜行2連泊、ホテル1泊を経験して道央と道東を巡り、いま札幌市に来ています。納沙布岬訪問までは順調でしたが、そこから先は豪雨の影響もあって予定が変更となり、日程も1日延びることになりました。とりあえず、今日と明日は札幌に泊まり、明後日の航空機で帰る予定です。

納沙布岬は濃い霧に包まれ、ほとんど何も見ることはできませんでしたが、北方領土問題への地元の熱意がひしひしと伝わって来る場所であったことはよく認識できました。

釧網線では予定変更により、オホーツク海を臨め、喫茶店が同居する駅である北浜駅に途中下車できたのがよかったと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仙台にて

旅行の2日目の予定が無事終わり、仙台に現在います。

初日は東京周辺を散策した後、普通列車で福島へ出て、飯坂温泉の公衆浴場に入浴し、米沢・山形を経て仙台にたどりつきました。宇都宮線で人身事故があったりして順調とは行きませんでしたが、とりあえず行程が済んでよかったと感じています。

今日、最も印象に残ったのはやはり奥羽本線(山形線)の峠駅。昔、勾配対策のために折り返し運転(スイッチバック)をしていた時代から、今日まで残っている「峠の力餅」の立売りを体験することができました。駅弁の立売もほとんど無い今日、貴重な文化だと感じたものです。

明日は早起きし、さらに東北本線を北進して盛岡に出て、三沢・十和田・弘前を経た後に青森へ行き、「はまなす」に乗り込む予定です。4日目にしてようやく北海道ですが、鉄道の風景などを体験してきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東北・北海道へ旅行

2週間前の九州旅行に続き、今晩から東北北海道へ7日間で、九州のときと同じ友人と共に旅行してきます。北海道は昨年の夏以来、1年ぶりとなります。

今回は北海道を鉄道で巡るということで、行きは名古屋から青森まで、福島と山形・仙台に立ち寄りながら普通列車を2日かかって乗り継ぎ、急行の「はまなす」で北海道へ渡り、それから様似・納沙布岬・宗谷岬を見物してこようと考えています。

また、2001年から続けていたJR乗り潰しの旅が、この旅行で完結する予定です。それゆえ、一区切りということで感慨深いものになるのではないかとも感じています。

帰りは昨年(往復とも鉄道)とは異なり、千歳から中部まで航空機としています。同伴の友人のほうはこれが航空機初乗りだそうです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

九州の旅行から帰宅

さて、世間で盛り上がるオリンピックの報道に余り耳を傾けぬまま続けた旅行から、昨日昼過ぎに帰宅しました。自宅のテレビでTVをつけた際、やたらにその報道をしており、ようやく私もその輪に加わることが出来たと感じたほどです。

今回の旅行は東京・九州と、東西両方向への旅を一度に済ませる変な行程で、「はやぶさ」が沿線での火災の影響で遅れるなど、トラブルもいろいろありました。しかし、一通り予定を済ませることが出来てよかったと思っています。

旅行の第一の目的であった寝台特急18時間の旅は、現代では長すぎると感じられる向きがあるかもしれませんが、一度は経験しておくべき贅沢ではないかと、全区間を乗車して感じたりもしました。

その他、高尾山(八王子市)・稲佐山(長崎市)・皿倉山(北九州市)といった山めぐりも今回の旅行ではしました。その中でも、長崎市の稲佐山は日本三大夜景に選ばれているそうで、8月9日という記念日のせいもあってか、たくさんの人がいたことを良く覚えています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

東京・九州へ「はやぶさ」で

今晩より、夜行列車を3本使って東京と九州へ行ってきます。

名古屋から東京へ出て、そこから「はやぶさ」で熊本、海路で長崎、そして大阪・神戸に立ち寄って帰ってくるという、かなり回りくどいルート(名古屋から見て東西が全く逆)で旅することになりますが、雑誌等で来年3月に廃止が噂されている最後の九州行き寝台列車「はやぶさ」に今のうちに全区間乗っておきたい、という気持ちがありましたので、あえてこのようなルートを選択してみました。

東京のほか、関東では横浜方面にも立ち寄りたいと考えています。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

清須・春日 自転車行

このサイトを開設し、14日で1年が経過いたしました。私にとっては市場の動向、新商品の誕生などの影響で、様々な体験と勉強ができた1年だったと感じています。まだ、長い資産運用の序章に過ぎないわけですが、この1年の経験も踏まえて指針を貫徹した投資が今後もできるよう、努力したいと思います。

さて私は、現在金曜日に大学の講義がなく休みとなっています。それを生かして16日、自転車で尾張の清須市春日町へ行って来ました。前者は織田信長等がこの地の城(清洲城)を本拠とした歴史を持ち、名古屋市のルーツとなる城下町のあったところ、後者は市町村合併の過程で日本一面積の小さい町となったところとして、それぞれ知られている街です。

高校時代までは自転車で数キロから十数キロを走る探索はしばしばしていたのですが、大学になってからというものの大分ご無沙汰となっていました。そのため、この程度の体験でも久々に新鮮味を感じることができたと思います。

また途中、北名古屋市の西端、春日町との境目付近にあるドン・キホーテの楽市街道店にも立ち寄りましたが、ここでコカ・コーラチェリー(チェリーコーク)というチェリー味のコカ・コーラを入手することができました。他地域ではどうか分かりませんが、私の住んでいる近辺では余り見かけないものであり、以前記した「コーラ白書」でも著者のお薦め品として紹介されていたので、興味を抱いて購入した次第です。肝心の味の方は、ドクター・ペッパーと同種のクセを感じ、好みが分かれるのではないかと感じましたが。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

天橋立

25日に履修登録や健康診断があるなど、4月の始業へ向けて次第にあわただしくなりつつある今日このごろですが、最後の旅行という感じで29日に天橋立へ出かけてまいりました。

青春18きっぷの余りを有効活用しよう・・・という判断があってのことでしたが、初めて初電で出て終電で帰宅する・・・という、正に1日をフルで使った行程になりました。それゆえ、翌日は昼まで寝ていたほどです。

肝心の天橋立ですが、午後5時前で曇りがちとはいえ、何とか傘松公園で件の「股覗き」を実践してまいりました。イメージ的には天の橋という感じではありませんでしたけど・・・

故:旅行作家の宮脇俊三氏が述べられていたように、「景色というものは5分も見続けていれば飽きる」ようで、傘松公園からは7分の滞在で引き上げました。往路は東海道・山陰線経由、復路は小浜・北陸線ルートとしましたが、後者のほうが混雑が無くて楽だったことを覚えています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧