東名間ツアーバス
22から24日にかけ、往復夜行で東京・神奈川へ出かけてきました。目的は主に観光です。
さて、私が住む愛知から東京へ出る場合、普段の私は青春18きっぷを用いて「ムーンライトながら」に乗っていますが、今回はもの試しということもあって、夜行バスを使いました。それも過去に幾度か乗ったことがあるJRバスではなく、旅行会社が募集型企画旅行として催行しているもの、俗に言うツアーバスです。
大学の生協にもこの手のパンフはよく置いてあり、認知はしていたのですが、このツアーバスの評価についてはネット上の様々なサイトを見ても賛否両論となっていて、その実態がどのようなものであるかは乗ってみなければ分からないと思い、この機に往復で種類を変えて乗車することにしました。往路は4列トイレなしの格安便、復路は3列トイレつきの上級便です。
行きは名古屋駅太閤通口集合でしたが、休み前、それもTDRへ向かう便であったことから、指定集合場所にいた人の多くは女性でした。設備の方は流石は格安便といった感じで、数年前の穂高登山の時に乗った上高地直行夜行バス(同じく4列だった)よりも、更に座席幅や間隔が狭い印象を受けました。それでも、全く寝られないと言うほどではなかったと思います(個人差があると思いますが)。3,200円の便としては普通ではないかと感じた次第でした。
一方、帰りは東京駅八重洲口集合。さすがに名古屋駅よりも集まる会社の数は多く、係員も多いので、若干分かり難い印象を受けました。さて、私が乗ったバスは他の会社便がだいたい5,500円で販売されているところ、何故か4,800円でした。そのせいか、座席などが草臥れたバスとなっていたように思えます。ただ巷で言われているような激しい振動や設備故障などはなく、以前に岡山・名古屋間で乗った3列の夜行路線バス同様、名古屋まで熟睡して移動できました。
今回の2乗車を総括すると、夜行バスとて値段相応なのは変わらないということ、路線バスより安い分、設備や至便性では劣る面があるということがあることを実感しました。とはいえ、現段階で私はこれらツアーバスにはその格差を補う分だけのメリットがあると考えています。
なお、年明けの1月5日には大阪へ向かう予定がありますが、今度はそれに際し、昼行のツアーバス利用を考えています。名古屋と京阪神間の移動には近鉄やJRバスをよく使っていますが、それらと比較した場合にメリットがあるかどうかを見たいと感じています。
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