円高・株安のなかで
既にご承知の通り、90年代半ば以来久しぶりに円ドル相場は1$=100円を下回る円高となり、同時にユーロも円に対して大幅に下げ、更には日経平均も12000円台を割り込むなど、海外と株の投資には逆風となるニュースばかりが聞こえてきます。
しかし、このような相場を好機と捕らえる人も少なからずいるようで、ソニー銀行などで外貨預金を新たに始める動きが見られたりもしているようです。
この相場、円高が95年のようにかなり進行するのか、反発するのかは全く判断できる所ではありませんが、動揺の中で「闇雲に売ってしまう」ことだけは避けたい、と感じる所があります。それは以前から述べてきた通りですが、逆行は常に繰り返されてきたことだということ、そして急激な上昇が時に起こりうること・・・は歴史上繰り返されてきたため、下がり続ける確率よりも最終的には上がる可能性が高いから、と判断しているからです。もちろん、下がり続ける相場も無いわけではありませんが(90年代の日本株など)。
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コメント
好機と捕らえる人も少な【くな】いようで、
かな?
投稿: とんぼ | 2008年3月21日 (金) 08時13分
とんぼさん、コメントありがとうございます。
誤字のご指摘ありがとうございました。
投稿: 新幹線 | 2008年3月21日 (金) 21時26分
はじめまして。
世界同時景気後退局面では下げ続けますよ。
今回のサブプライム問題が消費にどこまで
影響を与えるかですね。
アメリカが沈めば貿易依存度の高い国は
景気が悪化していく。
アメリカの各指標を見ていきながら慎重な
投資スタイルをとらないと。
投稿: | 2008年3月23日 (日) 17時40分
コメントありがとうございます。
実際のところ、景気がどこまで後退するか、どこまで不景気が長引くかということは判断しにくいと思います。
指標判断も容易なように見えて、実際にはあまりあてにならないことが多いそうなので、地道な活動が大事ではないかと感じています。
投稿: 新幹線 | 2008年3月25日 (火) 10時52分