大人の投資入門
こちらも皆様のブログで既に取り上げられていることではあり、私も以前少し触れましたが、日曜日に通販で到着した北村慶さんの新書、「大人の投資入門」をこのたび読破いたしました。
PHP研究所
北村 慶(著)
発売日:2008-01-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:84



前書、「貧乏人のデイトレ」と比較いたしますと、これもやはり既に皆様のブログで取り上げられている通りですが、具体的に日本株・世界株・世界債への投資に関してどのファンドを活用すればよいのかとか、ETFへのリレー法を掲載するなど、そのまま投資の手引として活用できるものにしたところがまず評価できます。
また、日本を代表とする各国の年金運営の実態について記した所は、私のように既に資産運用へ取り組んでいる者としても、興味深く内容を見ることが出来、初心者と中級者の両方を見事取り込んでいるように思えました。
公的年金のポートフォリオを前提として、私的年金の運用を決めるべきだという主張については、両者の原理がもともと違っている(公的は積立方式ではない)のだから、若干無理があるのではないか・・・と感じるところもありました(ゆうきさんも同じ見解のようです)が、全体的には資産設計を考える上で、初心者を中心にテキストの一つとしてお勧めできると思います。
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