この期で分配3500円
日経平均15,000円割れ、米ドル110円割れと、相変わらず株安と円高の話ばかりが聞こえる昨今の相場です。私の資産評価額もそれに比例してマイナス幅が増えていく状態となっており、今は何も考えずただ投資を淡々と続けるしかないと感じています。
しかし、そんな中でも新興株に投資するものは9・10月の上昇幅が大きかった関係で、未だマイナス評価にはなっていません。何せ、11月12日には3500円もの分配を出したファンドもあったほど―つまりそれは、マネックス証券で購入している欧州新成長国株式ファンドです。
このファンド、昨年も2100円の分配を出していますが、上昇分は全て分配してしまう傾向があるようです。水瀬さんが記事で書いているように、分配金を受け取るとその分課税額が増えてしまうので、運用効率の面からするとこれは全く好ましくない(同じ地域に投資するファンドでも、たとえば野村のオーロラII・東欧投資は余り分配金を出さないため、基準価格が4万円近くなっているのとは対照的)のですが、この相場の中ではやはり何か豪快な話に聞こえていまいます。分配金を何故か「良いもの」と考える真理が、判ったような気がしました。
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コメント
私も基本的には大型分配には否定的ですが、ちょっと前の中国みたいな上がり方だったら、逆に分配(再投資なし)で身を軽くしてくれた方が、気持ち的に楽かも。
投稿: staygold | 2007年11月22日 (木) 22時32分
staygoldさん、コメント有難うございます。
私もそう思うことはありますが、やはり購入者の自由裁量(解約)による形にした方が、望ましいと感じています。特にこのファンドみたいに、全部吐き出してしまうのはどうも・・・。
投稿: 新幹線 | 2007年11月23日 (金) 20時06分