「マネーと常識」 読破
いち早くNightWalkerさんのブログで取り上げられましたが、私のところにも昨日、Amazonで予約をしておいた「マネーと常識 投資信託で勝ち残る道」が到着いたしました。
コスト安のインデックス投信を直売するバンガード社の創業者が書いただけあり、内容についてはある程度想像はついていたのですが、信託報酬や税金などのコストを重視することがいかに大事か、それにアクティブファンドなどがどれだけインデックスファンドに負けているのかということを、実際のデータ(数値)を活用して何回も説かれているため、良く理解できました。
また、アメリカの様々な投資家のインデックス投資を推奨する言葉を集めたりした所、株式のみならず債券でもインデックスが適しているとする主張など、興味深く読めた所もいくつかありました。
ただ、恐らく「ETF」という商品そのものではなく、それを用いる投資家の方に問題があるという主張なんでしょうが、「ETFを批判している」ように見える箇所もあるので、若干読む際には注意が必要かもしれません。この本だけではなく、他の数種類のインデックス投資推奨本も読めば、インデックス投資の合理性がより良くつかめると思います。
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コメント
私も読破しました。
ETFの部分は注意して読まないと勘違いしちゃいそうですね。
投稿: うんぼぼ | 2007年8月12日 (日) 21時02分
うんぼぼさん、コメント有難うございます。
「ETFの短期売買非難」が行き過ぎているような感は否めませんね。
投稿: 新幹線 | 2007年8月12日 (日) 22時30分