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まめ株によるファンド構築

7月に入ったところで、ようやく留保していた資金を全額投資へ回すことに致しました。

投資比率は現在の積立のことも鑑み、日本株:世界株:世界債=1:2:1とだいぶ国外への投資に偏っています。日本の成長が信用できないわけでは無いのですが、私の個人的な嗜好で、世界全体の発展に掛けたいと思うところがあるからです。

しかしながらインデックスファンドのみならず、今回はアクティブファンドや新興国投信など、結構ポートフォリオの「味付け」的な商品も購入しています。その最たるものが、これから紹介する「日本株の自製ファンド」です。

以前、ジョインベスト証券の記事でも述べましたが、現在同証券会社では単元未満株の「まめ株」を、手数料1円で購入できます。そのため、とにかく暇になりがちなインデックス投資を少しでも面白くしようと、これを活用して自前ファンドを構築し、同時に購入したインデックスファンド(ニッセイTOPIXオープン及びインデックスファンド225)と競争させてみよう・・・と考えたのでした。

しかし思い立ったものの、銘柄を選ぶのに結構時間がかかりました。「業種」を出来るだけ分けようとして、更には購入額を出来るだけそろえようとしたために、四苦八苦することになったからです。

結局、最終的には個人的に気にしている会社など含めるなどして、「5銘柄ファンド」と「22銘柄ファンド」をそれぞれ1万強の予算で構築しました。ちょうど7月2日の注文でしたから、1ヶ月ごとに見ていくと面白そうです。

他にもこのような実験的企画で、以下のようなファンドも購入しました。

  • 外貨MMF(米ドル+ユーロ)vs外国債券インデックスファンド(年金積立とPRU)

短期債券に投資する外貨MMFと、比較的長期の債券に投資する外国債券インデックスファンドを同時購入し、実際にリターンを比較してみようと考えました。

  • 朝日Nvestグローバルバリュー株オープンvs中央三井外国株式インデックスファンドvsバンガードスモールキャップインデックスファンド

朝日~は昨今の成績で、外国株式インデックスファンドを大きく凌いでいますが、今後どうなるかは全くの未知数ですので、2種類のインデックスファンド(世界株と米国小型株)を同時購入し、割高な信託報酬分を今後も埋め続けられるか、実際に見てみようと考えました。

私はよく、こういう「お遊び」的なことを自腹でやったりしていますが、インデックス投資の暇つぶしとして、こういうのを求めるのも良いのではないかな、と感じています。

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コメント

まめ株ファンド。面白そうですね。
今後の基準価格の変化のレポート楽しみに待ってます。

私も、5年位前から自前でファンドつっくてきました。
当時はまめ株がなかったもので、ミニ株ではじめて、少しずつコツコツと銘柄を増やしています。
TOPIXに勝った負けたをトレースするのは結構楽しいものです。

そうそう、
まめ株に投資するとミニ株と違って、各投資家宛に、
事業報告書や郵便振替支払通知書を送ってきてくれるので、
「ああ、僕は株主になったんだなぁ」
と実感できるのがうれしいんですよね~。
小額の受け取りのために郵便振替支払通知書をもって
郵便局に行くのはめんどくさいけど。。。。

投稿: たぬちゅん | 2007年7月 3日 (火) 00時52分

まめ株ファンドの今後が楽しみですね?
それと
外貨MMFvs外国債券インデックスファンド
は前にそのアイデアを聞いたとき自分もやってみようかと考えたものです。
豪ドルMMFを除外したところはなかなかいい判断ですね?

投稿: とよぴ~ | 2007年7月 3日 (火) 05時59分

たぬちゃんさん、とよぴ~さん、コメントありがとうございます。

>たぬちゃんさん

まめ株のメリット・デメリットについてご享受ありがとうございました。さすが単元未満株というだけはありますね(事業者にとっては大変ですが)。

>とよぴ~さん

世界債券市場の割合は欧州とアメリカで大半が占められているので、豪ドルを加えるのは好ましくないと思いました。

投稿: 新幹線 | 2007年7月 3日 (火) 12時35分

ボクはカブドットでプチ株でやってます。まだ当時はカブドットでしかミニ株以外だと単位未満株は買えなかったんです。プチ株も今はかなり手数料安くなって来てますが、当時は1社だけと言う事もありちょっと高かったんですよね。たぬちゃんさんも書かれていますが、ちょうど報告書がぞくぞく届いている時期なのでなかなか投資家気分を満足できます。また1株でもカレンダー送ってきてくれるような豪気な企業もありますが、逆にそんな事に金使うなよとも思いますけどね。

投稿: オサーン | 2007年7月 3日 (火) 17時48分

オサーンさん、コメントありがとうございます。

イートレードとジョインベストの競争が、最低手数料の撤廃など、大きな効用になったとは感じるところです。

「小口優遇」なのは私たちみたいな人にとってはいいでしょうが、機関投資家にとっては…(株主優待も同様)

投稿: 新幹線 | 2007年7月 4日 (水) 12時37分

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