株式投信の初注文
一昨日から昨日にかけ、株式投資信託数種類の発注をしました。
昨月末に口座を開設して入金はしつつも、投資に踏み切れるような出来事がなかったため、中々このような行動に移せなかったのですが、米国と日本の株下落を受け、とりあえず少額ずつながら以下のファンドを購入することにしました。
- インデックスファンドTSP(マネックス証券)
- ステート・ストリート外国株式インデックスファンド(投信スーパーセンター)
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン投信)
これらは以前述べたとおり、今後の積立で核にしていく予定のファンドです。セゾンは積立の開始が7月なので、今月分だけ手動で手続きを行うことにしました。
しかしその他にも、以下のようなファンドを購入しています。
- すみしんマイセレクション75(投信スーパーセンター)
Mc.Nさんの記事などで、「コストの安いバランス型投資信託」として紹介されていることもあり、ためしに検証用として1万円だけ購入してみることにしました。株の割合が最も高いものを選択しています。
- 働くサイフ(投信スーパーセンター)
投信SCのグローバル債券型ファンドの中で、インデックスファンド2種に次ぐ売り上げを有しているということもあり、これも1万円だけ購入しました。日本短期債への投資が50%ある事を考えれば、FOFの総括信託報酬である年0.735%は安いとは思えませんが、とりあえず外貨MMFや債券インデックスファンドと比較したり、などといった使い方を考えています。
- バンガード・ウェルズリー・インカムファンド(マネックス証券)
マネックス証券で取り扱われているバンガード社の投信の1つで、アメリカの株式に30~40%、債券に60~70%配分するバランス型ファンドです。37年の歴史を有し、過去の平均成績が年10.7%程度と高いこと、それにここからリンクさせていただいている水瀬さんの記事やNightWalkerさんの記事などを拝見したことなどにより強い興味を抱き、最小の5口ですが、やはり「検証用」に購入してみることにしました。
さて私の「資産運用の海」への航海も、ようやくスタートを切ることが出来ました。これは10年~70年はあろうかという長い旅になります。そのため、途中で中断しなければならなくなることのないよう、継続が可能な積立投資を心がけて行きたいと思います。
(追記:投信SCに対する見解の変化)
投信スーパーセンター(投信SC)は私が今後、外国株式インデックスファンド購入のメインとしていく口座の一つです。ここに口座を開いた理由は以前記事で述べましたが、実際のところ「インデックス投信が多いから」というだけで、余り会社の姿勢には興味を抱いていませんでした。粉飾でシティに買収される羽目に陥った日興の系列ということもあり、崇高な思想なんてものは持っていない、ただ利益だけ追求している会社ではないかと思っていたからです。
しかし今日、水瀬さんのところに届いたという投信SC社長からの手紙を拝見させていただいた事により、その考えが不勉強によるものだと思い知らされました。
投信SCは「金融リテラシーの教育を行っている会社」の「事業延長の一環」によるものだ、と記されていたからです。
そのため私はこの会社を、セゾン投信やさわかみ投信などと同様、「日本の投資事情を変える可能性のある企業」として、影ながら応援したくなりました。今後の日興の経営方針一つで消えるかも知れない投信SCですが、少なくとも私が以前より積極的に活用したいという気持ちだけは高くなっているように見えます。
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コメント
新幹線さん
いよいよですね。
確かに、先週までは日本を除き、どこもかしこも、過去最高値を更新という状況で、手出しをし辛い状況でしたよね。
私も最初はそうでしたが、少額をお試し用に買ってみるというのが、結構いいと思います。
次々と魅力的な投信が出てきているので、インデックス派であっても、あれこれ検討するだけでも十分楽しめます。
新幹線さんの場合、60歳までとして、これから40年間あるわけですから、存分に長期資産形成を楽しんでください。
末永くよろしくお願いします。
投稿: エル | 2007年6月10日 (日) 22時34分
ウェルズリーインカムはなかなかいいファンドですよね。
あの成績を見るとバランスファンドでもいいかなぁと思ってしまいます。自分がアメリカドル中心で生活してたらこれ一本でもいいかも。
できればこのファンドと逆の組み入れ比率 株65:債券35のウェリントンファンドがマネックスで購入できたら良かったんですけどね。
投稿: m@ | 2007年6月10日 (日) 22時50分
働くサイフは、短期債券での運用だから長期運用に向いていない、というのは大丈夫だよね?為替とか各国の政策金利にシビアに働くから気をつけた方がいいんじゃないかな。
同じ短期債券への投資ならテポドンが飛んでこない豪ドルか万年高金利なポンドでの外貨MMF/BSTの方がリスクが分かりやすくてイイと思うけど。
長期債券は、債券を持っている期間が長くてリスクが高いからこそプレミアムが付く訳で、だからこそ長期運用向きなのよ。短期有利で長期不利な状況だからこそ、仕込むチャンスだと思うんだけどね。
まあ人それぞれってことで一つ。
投稿: Mc.N | 2007年6月11日 (月) 01時42分
皆様コメントありがとうございます。
>エルさん
こちらこそよろしくお願いいたします。投資信託の商品は今後もいろいろなものが出てくると思うので、そのたびに検証するのは、確かに面白いものです。
>m@さん
過去のリターンと運用方針を見る限り、いいファンドとはいえそうです。ただm@さんのいうとおり、株式比率の高い商品もほしいと思うことはあります。
>Mc.Nさん
もちろん承知しています。セゾンバンガードグローバルバランスファンドを同時購入しているのが、何よりの証拠です。
これはあくまで検証のために試し買いしたファンドで、皆さんが積極的に買うべき理由は全くありません。私もこの後、外国債券インデックスファンドと外貨MMFは買うと思います。
投稿: 新幹線 | 2007年6月11日 (月) 13時09分