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2007年5月

世界株ファンドの検討 3

いよいよ核心部分に入ります。はじめに述べた3つの条件を満たすノーロード型ファンドで、円単位の購入が可能なものをあげると、投信SCで3本が扱われていることがわかります。

ステートストリート海外株式インデックスファンド 信託報酬:0.9975%

年金積立インデックスファンド海外株式 信託報酬:年0.882%

PRU海外株式マーケット・パフォーマー 信託報酬:年0.84%

こうして信託報酬だけを上げると、PRU海外株式マーケットパフォーマーが最適ということになります。これを選べばいいのでしょうか?私も以前は、そう考えていました。

しかし、投資信託には信託報酬以外にも保有時にかかるコストがあります。それを教えていただいたのは、ここからもリンクさせていただいている、assetsさんの投信SCに関するブログ記事(http://assets.blog54.fc2.com/blog-entry-90.html)でした。委託手数料、保管管理料などがそれに該当します。

そのため、投信に関する情報を提供している投信評価情報サービス(http://ita.dir.co.jp/index2.html)を用いて、上のファンドを比較検討してみました。

その結果は歴然で、PRUの委託手数料と保管管理料は前回の決算時、かかった信託報酬の約57%もの額になっていました。また、年金積立も約37%、ステートについても約15%、これらのコストがかかっています。これを単純に信託報酬に上増しすれば、PRUの実質コストは約年1.32%、年金積立は約年1.21%、ステートストリートは約年1.15%となり、信託報酬だけで見た場合と順位が逆転してしまいました。

しかし、保管手数料とかは年毎に変わるようなので、これらの単純計算は余り当てになりません。どうすればいいのでしょうか?

次回、最終回でそれについて私なりの結論を述べたいと思います。

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世界株ファンドの検討 2

さて、具体的ファンドの検討に入ります。とりあえず、私が口座を開いたところで取り扱っているKOKUSAI指数連動のファンドを列記すると、以下のようになりました。

なお、為替ヘッジをかけるものについては省いています(その分のコストがかかる上、分散効果が下がるため)。

ステートストリート海外株式インデックスファンド(投信SC、楽天) 販売手数料:なし 信託報酬:年0.9975% 信託財産留保額:0.3% 1年実績:34.3% 3年実績:74.5% 5年実績:67.8% 

すみしん外国株式インデックス・オープン(投信SC) 販売手数料:1.05% 信託報酬:年0.84% 信託財産留保額:0.2%(売買時にそれぞれ0.1%) 1年実績:31.8% 3年実績:72.2% 5年実績:66.4%

ドイチェ世界株式ファンド(投信SC) 販売手数料:2.1% 信託報酬:年0.9765% 信託財産留保額:0.3% 1年実績:34.1% 3年実績:72.9% 5年実績:66.6%

中央三井外国株式インデックスファンド(投信SC) 販売手数料:2.1% 信託報酬:年0.84% 信託財産留保額:0.2% 1年実績:34.4% 3年実績:75.1% 5年実績:69.9%

年金積立インデックスファンド海外株式(投信SC) 販売手数料:なし 信託報酬:年0.882% 信託財産留保額:0.3% 1年実績:33.7% 3年実績:73.3% 5年実績:64.0%

PRU海外株式マーケット・パフォーマー(投信SC、イーバンク) 販売手数料:なし 信託報酬:年0.84% 信託財産留保額:0.2% 1年実績:33.6% 3年実績:72.0% 5年実績:67.8%

MSCIインデックスセレクトファンド・コクサイポートフォリオ(投信SC) 販売手数料:2.1% 信託報酬:年0.945% 信託財産留保額:0.3% 1年実績:32.3% 3年実績:67.9% 5年実績:59.6%

まずこうしてみると、本当に投信SCの優勢が目立ちます。日本で流通している外国株式インデックスファンドは、そのほとんどを取り扱っているといっても過言ではありません。

そして、信託財産留保額はどのファンドも大体0.2~0.3%徴収する一方、販売手数料は0%のものから2.1%取るものまでさまざまです。

一般に、長期で投資するならば信託報酬>販売手数料としてコストを見よと言われますが、前述したように保有期間が5~10年程度となると、この程度の販売手数料だと年0.1~0.4%分に相当するコストとしてかかってくることになります。

その為、私は投資期間を鑑み、販売手数料のかからない投信(ノーロードファンド)を選択することにいたしました。

次回、さていよいよ信託報酬などといった、保有中にかかるコストも含めた検証に入りたいと思います。これが結構難問です。

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世界株ファンドの検討 1

さて日本株に続き、今度は世界株に投資するファンドの検証を致したいと思います。

世界株に投資するファンドを購入するに当たり、私が条件としたことは以下のようなものでした。

1.MSCI KOKUSAI INDEX(日本を除く先進22ヶ国株式のインデックス)に連動するインデックスファンドであること

世界株というと、新興国(BRICsやVISTAなど)に投資する投資信託ばかり日本では注目されていますが、機軸に据えるには余りにもリスクとコストが高くなります。そのためアメリカや欧州など、ある程度は政経共に安定した先進国全般に投資していて分散が図られていることと、日本株と同じコスト・成績面での理由で、この種のインデックスファンドに投資することを選択しました。

2.ETFへの乗り換えは当分想定できないため、5~10年程度の保有を前提としてコスト比較を行う

現在、楽天証券では海外ETFを購入できるようになり、やはり投信より安いコストで世界分散投資を実践できるようになっていますが、最低購入手数料が31.5US$と高いという欠点を有しています。これに見合うためには、ある程度大きい額にまとめてからリレー投資を実践する必要がありますが、隔月1万の投資では達成するにも大分時間がかかりそうなので、短期ではなくこれくらいの中長期投資を前提に投信を選択することに致しました。

3.購入単位が「口」ではなく「円」であること

販売会社によっては、世界株ファンドの購入単位が「1万円以上1円単位」とかではなく、「1万口単位」となっているところがあります。これでは、隔月1万円の投資をするには不都合(1万口の価格は14,000~17,000円程度となっているものが多い)となるため、円単位での購入が可能な販売会社を選択する必要があります。

これを元に次回以降、具体的なファンド検討に入りたいと思います。

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MMFを投信SCにて購入

さて、以前投信スーパーセンターの口座開設手続きが終わったと述べました。その後、とりあえず入金だけは済ませていましたが、とりあえずなんか買っておこうということで、日興アセットのMMFを購入いたしました。

日興のMMFは、昨今の成績で見ると野村や大和などに劣っていて、必ずしも正しい選択であったとは思えませんが、とりあえず第一勧銀のそれのようにMRFより利回りが低いなんてことはないので、購入の練習を兼ねて実行してみました。

思えばエンロンショック後、MMFの取り扱いをやめる運用会社が増えていたのですが、この日興のようにゼロ金利解除直前に復活させたところも現れるなど、若干は風向きが変わったかもしれません。

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原著第9版 ウォール街のランダム・ウォーカー

今日、4月に注文していた「ウォール街のランダム・ウォーカー最新版」(バートン・マルキール著、井手正介訳、ISBN:4532352606 - 原著では9回目の改訂版となるものの、和訳版)が届きました。

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
日本経済新聞出版社
バートン マルキール(著)井出 正介(翻訳)
発売日:2007-05-25
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:2049

この作品ですが私は以前、1999年に刊行された第7版和訳品を2001年ごろ、インデックス投資記事の絡みか何か忘れましたが、とにかく「Zai」の特集で紹介されていたこともあり、購入し複数回購読していました。確か「ピーター・リンチの株で勝つ」(ISBN:4478630704)を読んだあとで、9.11テロが起こる前の事だったと思います。

当時、株式投資については既に興味を有していたのですが、「インデックス投資のほうがアクティブ投信よりも成績が良い」とか「テクニカル分析は当てにならない」などといった記述は、現在の私に至るまでの大きな影響を与えてくれました。現在、インデックス投資をするようになった要因の一つといっても過言ではありません。

しかし数年前、どこにしまったかを忘れ、そのまま紛失してしまいました。既に当時、2004年版の発刊がなされていたため、新しく購入しても良かったのですが、そのときはスルーしていました。

そして2007年に入り、再び訂正版が出されることを知り、購入に至った次第です。「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著作、ISBN:4532350689)を1ヶ月前に購入していたことから、これがなくては片手落ちだろう、と考えました。

今回は第10章で行動ファイナンスに関わる記述がなされているそうですから、そこを中心に読んで行きたいと思います。

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投信スーパーセンター

さて今日、一つ目の口座開設完了通知が届きました。投信スーパーセンターです。

ここについては開設が発表された頃から、ここからリンクさせていただいている秀逸なブログで検証記事が出され、さらには最近の書籍・雑誌にも記事が載っていたため、私も時間をかけて勉強させていただくことができました。

とりあえず私がここに口座を開いた理由は、海外株式・債券インデックスファンドの種類が豊富ということでした。そのうち、債券に関してはイーバンク銀行やマネックス証券(前記事で既述)でも取り扱われるようになってきて、その優位性は失われつつありますが、株式に関すると販売手数料がなくて一見お得に見えても、長期で見ると信託報酬やその他の隠れコストで損してしまうファンドを取り扱っている証券会社が多いため、種類が多く良質な投信が含まれる投信SCを活用して行こうと考えました。

昨今の日興コーディアルグループをめぐる状況変化により、「将来消えるかもしれないから、使いたくない」という意見の方も、ちらほら散見されます。しかし私は、どこの証券会社に口座を開いたとしても、商品の取り扱い停止リスクは避けられないのではないか、と考えました。これは水瀬ケンイチさんのブログ記事(http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-232.html)を拝見し、学ばせていただいたことです。

そのため「現状では有利」ということを根拠に、主に外国株式インデックスファンドの購入をここで行っていく予定です。もし取り扱いが停止されたときには、その時点で有利なファンドと取り扱い会社をまた探そうと思っています。

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マネックス証券

さて、昨日は19日に口座開設を申し込んだ証券会社のうち、最後のそれに当たるところの申込書が届きました。マネックス証券です。

この証券会社は以前述べたとおり、当面は日本株インデックスファンドの購入と、ETFへの乗換えで活用していこうかと考えています。

マネックス証券の欠点として、日本株の購入手数料がほかの証券会社と比べて割高ということが以前はありましたが、現在では携帯から注文すれば最低105円の0.105%に抑えられるようなので、こまめにETFへ乗り換えることができるようになったと思います。

また、貸株サービスを活用して年0.35%の金利稼ぎができるのもメリットだと思います。今のところこのサービスを扱っている証券会社は、松井証券(預株)とここくらいしか見当たらないので、活用していきたいと思います。

そのほか少額ずつですが、ここからリンクさせていただいているブログ全体を通して、ある程度の良評価を受けている朝日Nvestグローバルバリュー株オープンマネックス資産設計ファンドバンガードウェルズリーインカムファンドも「お試し」的に購入しておこうかと考えました。

(追記)

それまで投信SCやイーバンク銀行、ソニー銀行などといったところでしか販売されていなかった外国債券型のインデックスファンドですが、マネックス証券より5月31日から年金積立インデックスファンド海外債券が販売開始されるようです。

まだ、販売手数料がどうなるかは分かっておりませんが、現在これを取り扱っている投信SC同様、ノーロードになればイーバンク銀行のPRU海外債券マーケット・パフォーマーと共に、活用の価値はあると思われます。

個人的には、海外債券型のファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドがあるため「たまに購入する程度」になると思いますが、とりあえずマネックス証券の久しぶりの一歩として評価いたしました。

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母のセゾン投信積立開始

私のほうは、つい近頃申し込んだばっかりのセゾン投信「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」積立ですが、母は3月に口座を開設し、5月から積立を月5000円づつ始めています。予定通り23日に約定があったようでした。

老後のための資金作りが目的で、それまでは国民年金基金(91年加入)と個人年金保険(89年~90年加入)で担ってきましたが、それに+αという感じで少額でも行うのがいいよ、と勧めました。

3月の設定時にも母はスポットで100,000円投入していますが、今後は母と共に長い資産形成の道に入っていくことになりそうです。

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ジョインベスト証券

さて楽天に続き、ジョインベスト証券の口座開設書類が届きました。ここはイーバンク銀行経由で申し込みをしたため、手続きは楽天よりはるかに簡便、日付・氏名記入と押印・本人確認書類添付だけでした。

この証券会社に口座を開いた理由は、今さら説明するまでもないことですが、50,000円以上入金で5,000円差し上げるというキャンペーンのためです。

しかし楽天同様、開設した後、放置しておくのはもったいないということで、活用法を考えていました。

そして、5月28日からまめ株(単元未満株)取引手数料を1円とするキャンペーンを実施するということに引かれ、結論を出しました。

1. まめ株で自前ファンドを作る

インデックス投資の最大の欠点として、とにかく退屈ということがあります。それを打開するためのひとつの方法として、このキャンペーンを活用し「自己流のファンド」を作るということを思いつきました。

理論上、業種を分けて均衡投資すれば、10~20銘柄程度でボラティリティ(リスク、収益の変動幅)が市場平均と大差なくなると言われています。

そのため、この「まめ株1円キャンペーン」を活用すれば、数万円程度で取引手数料0.2%以下、信託報酬0という画期的なファンドを構築できるのではないか・・・と思いました。

2. インデックス投信を同時購入し、成績を比較する

ジョインベスト証券では、TOPIXに連動する「ニッセイTOPIXオープン」、日経平均に連動する「DKA株式インデックスファンド225」を販売手数料なしで購入できます。しかも、いずれのファンドも信託報酬はかなり低水準です。

そのため、まめ株で自前ファンドを構築すると同時に、これらのファンドも小額で同時購入しておいて、成績を比較することを考え付きました。これで、理論通り動くか何てことが観察できます。

ジョインベスト証券は、今のところ「これは」と惹かれる商品が上記のまめ株くらいしか見当たりません。そのため、上記のように「ゲーム感覚的な小額日本株投資」を機軸として活用して行こうと思いました。

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楽天証券

さて今朝、書類記入と押印、本人確認書類複写添付の上、まず楽天証券の口座開設申込書を投函いたしました。

この証券会社は、昨今海外ETF(特にアメリカのそれ)の充実化を図っていることにより、インデックス投資家の方々からは注目を浴びていると思います。私の場合、父がすでに前身となるDLJディレクトSFG証券の時代から口座を有していて、姉も昨今口座を開いたため、紹介キャンペーンを活用できるうちに・・・ということで、成人になって早々口座開設資料を請求しました。

私も、将来それを購入するかもしれないという考えがあり、口座を開きました。SBIイートレード証券でも取り扱いが近々開始されるという話を聞いておりますが、最終的には両者を比較した上で、手数料などを対比しよい方を使っていこうと思っています(そのため、イートレードも口座開設の候補にはしています)。

しかし現状では、ETFは小額だと購入手数料も高いことから、購入せず口座を放置することになります。それではもったいないと考え、いくらか活用法も考えました。

結論を申しますと、最初にステートストリート外国株式インデックスファンドを30000口(44000円程度)購入し、後には資金をためてまず16~18万円程度でEEM(アメリカETF、iShares MSCI Emerging Markets Index Fund - エマージング株式に分散投資)を購入しよう・・・ということになりました。エマージング株式への投資では、現在のところ信託報酬0.75%という格安の商品がほかに国内では出ていませんので、その本格化はそれまでとっておこうと思いました。このファンドだと地域分散も図れるので、初期手数料が若干高くとも、それを補うだけのメリットがあると考えています。

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一つ目の封筒

今日見たところ、19日に資料を姉の紹介扱いで請求した楽天証券の口座開設書類が入っていました。

このあと順次、マネックスとジョインベストの書類が届くと思われます。書類を書くのはなかなか大変ですが、やらなければ始まりませんので、余裕時間を使って取り組んで行きたいと思います。

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日本株ファンドの検討 2

さて前回の続きで、いよいよ各ファンドの検討に入りたいと思います。

現在私が開設の手続きに入っている、ないしは開設しようかなと考えている証券会社で取り扱っている、「販売手数料がかからない(ノーロードの)TOPIXに連動する投資信託」を上げると、以下のようになります。

PRU国内株式マーケット・パフォーマー (イーバンク銀行、投信スーパーセンター) 年平均運用実績1年-0.5%、3年13.5% 信託報酬0.6825% 信託財産留保額0.2%

ニッセイTOPIXオープン(ジョインベスト証券、投信スーパーセンター) 年平均運用実績1年0.2%、3年14.0% 信託報酬0.525%、信託財産留保額0.3%

トピックスオープン(イーバンク銀行、楽天証券) 年平均運用実績1年-0.4%、3年13.4% 信託報酬0.651% 信託財産留保額0%

インデックスファンドTSP(マネックス証券) 年平均運用実績1年-0.3%、3年13.5% 信託報酬0.546% 信託財産留保額0%

トピックスインデックスファンド(楽天証券) 年平均運用実績1年-0.3%、3年13.3% 信託報酬0.651% 信託財産留保額0%

富士TOPIXオープン(投信スーパーセンター) 年平均運用実績1年0.1%、3年13.8% 信託報酬0.6825% 信託財産留保額0%

東京海上日本株TOPIXファンド(投信スーパーセンター) 年平均運用実績1年-0.1%、3年13.7% 信託報酬0.63% 信託財産留保額0%

こうして見ると、運用実績と信託報酬を見る限りは「ニッセイTOPIXオープン」が若干映えていることになります(なお信託報酬以外に、管理報酬など隠れコストがかかっている投信は結構存在します。また分配金が多い投信では、その課税コストも問題になります)。

ではニッセイのを用いればいいかというと、そう簡単には問屋が卸しません。これは信託財産留保額が0.3%かかるという問題点を有していて、短期でETFに乗り換えるとなると、その部分がマイナス要素になります。月数万積みたてるのであれば、ETFへの乗換えを考慮すると、このファンドは避けるのがセオリーといえそうです。

しかし月0.5万程度という積立額であれば、ETFへ乗り換えるまでの期間は2年を越えるため、その平均保有期間は1年強と、信託財産留保額の損失を補うものになるともいえなくありません。そのため、ニッセイにしようかどうかとずいぶん悩んだりもしました。

ずいぶん悩んだ末、「ニッセイTOPIXオープン」と「インデックスファンドTSP」を天秤に賭けるところまで持ってきました。

これを選んだ理由は、インデックスファンドの性質というよりはむしろ、ETFへ乗り継ぐ時の手数料の問題です。

前者を取り扱うジョインベスト証券では、現在の価格帯でETFを最小単位購入する場合の手数料が200円となり、後者を取り扱うマネックス証券では、携帯を用いた場合だと大体200円弱で収まります。いずれも最低水準といえるものとなっています。

そして最終判断を下したのですが、結局は「インデックスファンドTSP」を選ぶことにしました。

前述したとおり、厳密にコストや実績を元に計算すると若干不利になるわけですが、最後に肩を押したのは、「この会社でETFへの乗換えを済ませられる」と共に、「セゾンと日本・世界インデックスファンドのほか、月1万円分ポートフォリオの状況に応じて投資信託を購入するため、この証券会社で扱っている別の投信(バンガード社のものなど、心惹かれるものがいくつかありました)を購入することも勘案すると、手間が省ける」というものでした。

総じて見ると、必ずしも賢明ではない判断を下したことに私はなります。

しかし、投信積立の研究では、単なるコストや実績以外にも見るべき要素があるということを、この一件で考えさせられました。そういうことを勘案すると、いい勉強になったとは思います。

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日本株ファンドの検討 1

さて、日本株ファンドと世界株ファンドを交互に購入していく方針について、以前お伝えいたしました。

今度は、その日本株と世界株に関し、具体的にどの種のファンドを組み込んでいくか?ということについて検討していきたいと思います。まずは日本株から入ります。

日本株ファンドを選ぶに当たって、私が基準にしたのは以下のようなことでした。

1 TOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドであること

まず、アクティブファンドはインデックスファンドに比べて概してコストが高く、その分不利であること(アクティブファンドの成績は、日米いずれでもインデックスを下回ることのほうが多いとされているが、その最も大きい要因だといわれている)、それに事前によいアクティブファンドを見つけ出すのは困難であること(過去の実績と将来の実績に相関性はほとんどないため)を理由に、「無難な選択」ということでインデックスファンドを積み立てることにいたしました。

次に、インデックスの種類を日経225(日経平均株価)とTOPIX(東証株価指数)のどちらにするかですが、日経平均株価は2000年の大幅銘柄入替えで指数の連続性を失うなど信頼性に疑問点がつくこと、それに単純平均であって値嵩株の影響を受けやすいといった欠点を考慮し、時価総額に沿って計算され、相場をより明確に示しているTOPIXを選択いたしました。

2 将来、ETFへのリレー投資を行う事を前提とすること

日本株については積み立てた分を、17万円強より購入でき、インデックスファンドよりコストが安いETFへ乗り換えること(リレー投資を行うこと)を考えています。そのため、ETFに乗り継ぐことを前提とした上で、TOPIXのインデックスファンドを選択しようと思いました。

3 上記を考慮し、その中でコストの安いものにする

インデックスファンドの場合、アクティブファンドより明確にコストの差が運用実績に現れるような気がいたしております。

ETFへの乗換えを前提とするので、販売手数料+信託財産留保額が安いこと(極力0にすること)をまず優先し、次いで乗換えまでの周期を考慮して信託報酬の安いファンドを選択すべきだと考えました。

またETFは17万円程度の額での購入となるので、その金額層で株式の売買手数料が安い証券会社を選ぶ必要もあると思います(できれば、投信購入と同じ証券会社にしておいたほうがいいとは感じています)。

一方、世界株式ファンドと交互に購入することから、「積み立てに対応しているかどうか」は検討の対象外になりました。

これを元に、各証券会社で扱うインデックスファンドの検証に次回入りたいと思います。

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口座開設の申込み

昨日、晴れて成人となり、いよいよ証券口座を開く手続きに入りました。今回申し込んだのは以下の4つです。セゾン投信についても、発送を済ませています。

マネックス証券、楽天証券、投信スーパーセンター、ジョインベスト証券

上記のうち、投信スーパーセンターを除く証券会社はキャンペーンをしています。姉が先行してマネックスと楽天に口座を持っていたため、それを最大限享受できる方向(紹介などの形を利用する)で請求いたしました。

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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド+α2

さて前回の続きです。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を購入した場合、株式の投資比率はだいたい世界:日本が9:1になると述べました。

そして、これに株式に投資するファンドを加えることを考えている、そこまでを述べました。

では、どこの地域に投資するか?それについて自分なりに検討してみようと思います。

まず決めたことは、世界>日本にすることは維持しようというものでした。現在の世界経済に最も影響を与えているのはアメリカであり、それに次ぐのは欧州諸国や中国など新興国である、この事実は動かせないと思うこと、更に日本に偏重していては今後90年代のような不振に陥った場合、ダメージが余りにも大きいからだと感じたからです。

もちろんアメリカやヨーロッパなどでも、それぞれ不振の時期はありました。今後、新興国が先進国になるかもしれませんし、衰退する国もあるかもしれません。しかし、世界に分散していれば、どこか一つの国・地域が不振でも、過去の実績通り世界経済が成長し続ける限り、それ以外の国の発展を享受できるため、全体的には安定した運用が出来るのではないか、そう私は考えています。

次に決めたことは、とはいっても、日本株の比率はもう少し高めようということでした。これは前の発言と矛盾するように見えるかもしれません。しかし、これには自分の心が収まらないという、投資には不要とされている感情面のことも含め、いろいろな事が絡んでいます。

最も大きいのは、日本に在住している以上、身近に感じられ、常に報道で容易にその情報を受け取ることが出来る日本株に、ぜひ投資してみたいというものでした。

これについては、本当に賛否両論あると思います。日本の個別株だけで良いという人もいれば、日本を見限るべきであるという意見もあります。私の場合、その中間を取ってみようという、妥協案みたいなところで落ち着きました。いい加減に見えるかもしれませんが、私はこれで納得しています。最後は自分で納得できれば、それで良いと思います。

最終的な結論としては、日本株と世界株をそれぞれ交互に月10000円ずつ購入していくという、結構単純なところで落ち着きました。セゾン投信と組み合わせると、月20000円となるその資産配分は、「日本株5500円(27.5%)、世界株9300円(46.5%)、日本債830円(4.2%)、世界債3780円(18.9%)、現金580円(2.9%)」となります。

また、実際にはこれに加えて月10000円くらい別のファンドを購入していく予定なので、それでREITや新興国ファンドなどを組み込もうと思いました。

以上、私の資産配分に関する考え方でした。これに関する考えは、本当にいろいろあると思います。私の考えが正解であるとは思えませんし、本当に正しい答えがあるかどうかもわかりません。

しかし投資は自己責任です。責任を負う以上は自由にやりたいと思いますし、自己が納得できるものに投資すべきだと考えました。

今度は、日本株と世界株おのおのについて、具体的にどのファンドを組み込むべきか検討したいと思います。

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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド+α1

さて、前々回にセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」をメインファンドに据えると述べました。

このファンドは、「世界の時価総額に沿って、株式と債券に均衡投資する」という、正に「これ一本で世界制覇」が果たせる画期的なファンドだと感じています。

しかし、「それだけでは詰まらないし、もう少しリスクも取りたい」と考える人もいるかと思います。私もそうでした。それに若いうちは取り返しもつくので、もう少し株式の投資比率を上げておいた方が良いとも考えました。

また私は当面、投資信託の購入額は月20,000~30,000円程度とする予定なので、いずれにせよこれ以外に購入するファンドを決めなければなりません。そこで、このファンドに加えて何か「株式に投資するファンド」を組み入れる、そういった戦略をとることにしました。

戦略を練るには、まず基軸となるこのファンドの資産配分のチェックが欠かせません。そこで、4月27日に公開された同社のレポートを参考にしてみました。

株式投資比率:48%(米国22.9%、欧州15.9%、日本5%、新興国4.2%)

債券投資比率:46.2%(米国18.4%、欧州19.5%、日本8.3%)

現金比率:5.8%

株式のところに限定して見ると、だいたい「米国47.7%、欧州33.1%、日本10.4%、新興国8.8%」となります。これは日本の世界市場における時価総額が、今や10%しかないことを意味しています。

投資先の分散は、自分の住む国のリスク(この場合、日本)もカバーするようにしなければならないといわれています。それを考えれば、この資産配分でも妥当(日本株の投資比率はこれくらいでいい)と言うことも出来るでしょう。

これを踏まえ、次回どの地域に投資するファンドを組み入れるかを考察したいと思います。

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年金手帳

昨日、年金手帳が届きました。3週間前に社会保険事務所より書類の提出を求められ、それを郵便で出していましたが、だいぶ時間が経った気がいたします。

これで、現状では様々な問題を抱えている年金制度へ私も加わることになってしまいました。なかなか難しいことではありますが、とりあえず制度の改革を求める声は上げつつも、それを見限る方向へは持っていかないことにするつもりです。

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セゾン投信

前回、まだ証券関係の口座は開いていないと申しました。しかし、既に申込書を書き終えているところは存在します。セゾン投信です。

この投資信託運用会社兼販売会社と、そこで取り扱われている投資信託「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」については、既に他のブログや書籍で語りつくされた感を受けます。アセットアロケーションが固定されている、信託報酬の割安なバランス型ファンドですが、「これ一本で世界の市場に分散投資できる」という点で、私は大いに着目いたしました。

2月、まず母の名義で資料を請求し、それに少し遅れて自分の分の資料も請求いたしました。その際は、まだ未成年で口座が開けるか否かさえ分かっていなかったので、とりあえず請求だけはやっておこうと思ったからです。

申込書が届き、未成年の口座開設に対応していないことがわかったため、とりあえず母の分だけ月5000円で積立をはじめ、私の分の申込書は保管しておりました。

そして現在、今週末に発送すべく準備をしています。まず、このファンドを月10000円積み立てて基軸にし、それに日本株や外国株のインデックスファンドを上乗せする形で資産形成を行いたいと思います。

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イーバンク銀行

さて、私はまだ証券会社に口座を開いてはいません(厳密には、父が私の名義で開いた中小証券会社のそれがありますが)。理由は単に未成年だと開けないところも多く、開けたとしても親権者の同意その他で手続きが面倒そうなので、20歳になる日まで先延ばそうと考えたからです。

一方、銀行口座に関しては幼年期以来あった郵貯・信金の口座の他、昨年の秋にバイト振込みや大学にATMがある関係で、三菱東京UFJ銀行にまず口座を開きました。そして今年4月に、ネット銀行でも一つ口座を開設しています。それがイーバンク銀行です。

ネット銀行では母がソニー銀行に既に口座を開いていましたが、あえてイーバンクにしたのには、やはりそれなりの理由がありました。主に以下の4つです。

  1. 普通預金の金利の高さ - ソニー銀行やジャパンネット銀行に比べ、年0.05%ながら高くなっています。資金を当面プールするつもりなので、小さいことですが重視しました。定期預金については、預け入れが10万円単位と使いにくいところもありますが、一部は活用していきたいと思っています。
  2. 外貨預金の手数料の安さ - それまでソニー銀行が為替手数料の安さでは最上を誇っていましたが、イーバンクはそれより安い手数料で新規参入してきました。使い勝手の悪さもあり、今のところ活用するつもりはないですが、メリットとしてはあると考えました。
  3. 外国債券インデックスファンド - 外国債券に投資するインデックスファンドでは、信託報酬が最低水準である「PRU 海外債券マーケットパフォーマー」が、購入手数料なしで購入できること、これは大きな決め手でした。外国株式なら、「ステートストリート 外国株式インデックスファンド」が買える楽天証券やカブドットコム証券などの選択肢もありましたが、債券ではそれほど多くはなかったからです。
  4. 証券会社への即時入金に対応 - 今後私が口座を開こうと考えている、マネックス証券・楽天証券・ジョインベスト証券などに関し、即時入金サービスに対応していること。これはネット銀行を金の出し入れの機軸におくことを考えれば、大変重要な点だと思いました。

口座開設後、三菱東京UFJ銀行にプールしてあった資金の一部を移動させました。証券口座の開設を前に、下準備は出来るだけしておこうと思います。

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興味を抱くまで - 名著の購読とブログの閲覧 -

さて、私が資産運用に興味を抱いたのは12~13歳の頃で、節約の本に続き、投資関連の雑誌・本を読んだのがきっかけであったと思います(多分始めは「あるじゃん」だったと思う)。

父が大和などの証券会社に口座を開いており、実際に取引を行っていたため、投資信託や株式などの用語も早くに理解することができました。

そして、父母の資産運用に関して次第にアドバイスをする形で介入するようになって行き、大学に入ってからは、そろそろ自分の投資も始めなければ、と思うようになりました。複利効果のことなどを考えれば、早く始めた方がいいのではないか、と思ったからです。

その後、資産運用について様々なことを記してあるブログを拝見し、そして書籍も読みました。一番始めに読んだのは、とあるブログで紹介されていた「金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか」(吉本佳生氏、ISBN:4334033067)で、それまで金融機関や金融商品に抱いていたイメージを大きく変えさせられました。今でも読み返している、私の投資人生の転機(早すぎますが)となった素晴らしい書籍だと感じています。

また、「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵」(北村慶氏、ISBN:4569649599)や「臆病者のための株入門」(橘玲氏、ISBN:4166605143)、それに「敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか」(チャールズ・エリス氏、ISBN:4532350689)、「ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理」(バートン・マルキール氏、ISBN:4532350972)などといった書籍も、大きく参考になりました。これらの本により、「アクティブ投資でインデックス投資に勝つことはなかなか難しいということとその理由、資産形成をなぜ・どのようにして行う必要があるのか」など、多くの知識を得、「インデックス型投資信託を機軸に、長期で資産形成を行おう」という結論を導き出すことが出来たからです。

ブログのほうでも、いろいろな人の実践記や検証記事を拝見するにおよび、学習させていただいたことがたくさんあったと思います。作成者の皆様、本当にありがとうございました。

そして今、私は「失敗を出来るだけ少なくし、長期で確実な資産形成を」をモットーにし、投資に取り組んでいこうとしています。これは、気が遠くなるほど長い航海の始まりといっても過言ではありません。挫けず、どんなことがあっても貫けるような運用法を見つけ、それに取り組んで行きたいと思っています。

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ブログの作成に至りました

あちこちの投資ブログでお世話いただいている私こと新幹線も、ようやくブログを開設するに至りました。

いくらかの方には、3月頃に公開するかもしれないと伝えておりましたが、遅れて申し訳ございません。

私は今週末、自力で証券会社に口座が開ける20歳となります。今後、投資信託を機軸とした資産設計を行っていき、それで感じたことをメインにつづって行きたいと思います。たまに趣味の鉄道・旅行に関わることも入るかもしれません(笑)。

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