原著第9版 ウォール街のランダム・ウォーカー
今日、4月に注文していた「ウォール街のランダム・ウォーカー最新版」(バートン・マルキール著、井手正介訳、ISBN:4532352606 - 原著では9回目の改訂版となるものの、和訳版)が届きました。
この作品ですが私は以前、1999年に刊行された第7版和訳品を2001年ごろ、インデックス投資記事の絡みか何か忘れましたが、とにかく「Zai」の特集で紹介されていたこともあり、購入し複数回購読していました。確か「ピーター・リンチの株で勝つ」(ISBN:4478630704)を読んだあとで、9.11テロが起こる前の事だったと思います。
当時、株式投資については既に興味を有していたのですが、「インデックス投資のほうがアクティブ投信よりも成績が良い」とか「テクニカル分析は当てにならない」などといった記述は、現在の私に至るまでの大きな影響を与えてくれました。現在、インデックス投資をするようになった要因の一つといっても過言ではありません。
しかし数年前、どこにしまったかを忘れ、そのまま紛失してしまいました。既に当時、2004年版の発刊がなされていたため、新しく購入しても良かったのですが、そのときはスルーしていました。
そして2007年に入り、再び訂正版が出されることを知り、購入に至った次第です。「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著作、ISBN:4532350689)を1ヶ月前に購入していたことから、これがなくては片手落ちだろう、と考えました。
今回は第10章で行動ファイナンスに関わる記述がなされているそうですから、そこを中心に読んで行きたいと思います。
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コメント
トラックバックありがとうございます。
個人的にはシーゲル先生の著書のほうが好きですね。
途中まで読んで疲れてきました(苦笑)。
投稿: うんぼぼ | 2007年5月27日 (日) 19時18分
コメントどうもです。
本の好みは人それぞれだと思いますが、この本がやや難解であることは否めないと思います。私も以前読んだときは、結構飛ばしていた箇所がありました(理解できない用語が多かったためでもありますが)。
投稿: 新幹線 | 2007年5月28日 (月) 10時33分