世界株ファンドの検討 1
さて日本株に続き、今度は世界株に投資するファンドの検証を致したいと思います。
世界株に投資するファンドを購入するに当たり、私が条件としたことは以下のようなものでした。
1.MSCI KOKUSAI INDEX(日本を除く先進22ヶ国株式のインデックス)に連動するインデックスファンドであること
世界株というと、新興国(BRICsやVISTAなど)に投資する投資信託ばかり日本では注目されていますが、機軸に据えるには余りにもリスクとコストが高くなります。そのためアメリカや欧州など、ある程度は政経共に安定した先進国全般に投資していて分散が図られていることと、日本株と同じコスト・成績面での理由で、この種のインデックスファンドに投資することを選択しました。
2.ETFへの乗り換えは当分想定できないため、5~10年程度の保有を前提としてコスト比較を行う
現在、楽天証券では海外ETFを購入できるようになり、やはり投信より安いコストで世界分散投資を実践できるようになっていますが、最低購入手数料が31.5US$と高いという欠点を有しています。これに見合うためには、ある程度大きい額にまとめてからリレー投資を実践する必要がありますが、隔月1万の投資では達成するにも大分時間がかかりそうなので、短期ではなくこれくらいの中長期投資を前提に投信を選択することに致しました。
3.購入単位が「口」ではなく「円」であること
販売会社によっては、世界株ファンドの購入単位が「1万円以上1円単位」とかではなく、「1万口単位」となっているところがあります。これでは、隔月1万円の投資をするには不都合(1万口の価格は14,000~17,000円程度となっているものが多い)となるため、円単位での購入が可能な販売会社を選択する必要があります。
これを元に次回以降、具体的なファンド検討に入りたいと思います。
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